九州訴訟


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九州訴訟傍聴のご案内 4月17日(水)13時15分

 2024年4月17日(水)13時15分より、福岡地方裁判所において原告本人尋問が開かれます。

 原告に対する尋問は、福岡では2回目です。HPVワクチンの被害の実態を原告自らの言葉で語ってもらいます。ぜひ、傍聴(抽選があります)・報告集会にお越しいただき、ご支援ください。

  

日時:2024年4月17日(水)13時15分~17時00分 @福岡地方裁判所

当日は傍聴券の抽選があります。

 12時30分頃に抽選がおこなわれますので、12時30分までに、傍聴整理券をもらってください。

 傍聴整理券は12時00分から12時30分まで配布されます。

 配布場所は裁判所南側ロータリー付近です。

 

※今回門前集会はおこないません。

※抽選に外れてしまったみなさま向けに、裁判所となりの弁護士会館3階301会議室にて法廷外企画を実施します。

※期日後、報告集会を予定しておりますので、そちらにもぜひご参加ください。
 (場所:弁護士会館3階301会議室)

また、報告集会はzoomでも配信いたします。

zoom配信に参加される場合は事前の登録が必要ですので、下記より登録をお願いします。
登録後、ミーティング参加に関する情報の確認メールが届きます。

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HPVワクチン薬害九州訴訟令和6年4月17日弁論期日のお知らせ
HPVワクチン薬害九州訴訟令和6年4月17日期日のお知らせ.pdf
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九州訴訟の裁判期日(原告本人尋問梅本さん、原告10番さん)が開催されました

 2024年1月22日(月)、HPVワクチン薬害九州訴訟口頭弁論期日が開催されました。全国4地裁で実施される本人尋問のトップバッターとして原告の梅本美有さん、原告番号10番さんのお2人の、本人尋問が行われました。

 

 梅本さんは、HPVワクチン接種前、中学では生徒会活動、高校では軽音楽部の活動など充実した学生生活を送っていました。将来は子どもに関わる保育士になりたいという夢も抱いてました。

 しかし、高校1年時のHPVワクチン接種後の副反応により足の痛み、身体の痛み、吐き気、倦怠感が出現し、楽器の演奏ができないというだけではなく、お風呂に入ることが困難になったり、勉強も満足にできなくなりました。

 高校を転校せざるをえなくなり、また進路を変更し希望した大学生活を送れず、また体調に不安があるという理由から公務員の障害者枠で就職することを選択し、それでも体調悪化のため働き続けることができなくなりました。

 梅本さんは、裁判官たちに対して「25歳になった今、生活をしているのがやっとで、周りの友人たちとは違う世界で存在しているようだ」「なぜ私だけがこんな目に遭わなければならないのか」「今の体で10年20年生きろと言うのか、死ねと言われるより残酷なことだ」「人生を返すことができないならせめて治療法の確立に力を注いでほしい」と訴えました。

 

 

 原告10番さんは中学1年生の時にHPVワクチンを接種し、高校進学後、記憶障害が出て進学、学習、友人関係に支障が生じました。

 それでもワクチンの副反応に寄り添ってくれた医師のようになりたいと前向きに国立大学医学部進学を目指し、模試でも合格圏内になるまで頑張るもセンター試験で、手のしびれが出てきて、回答を導くための計算などをうまく書くことができず、二次試験は、体調が悪化して受験すらできなかったということでした。

 現在は、通信制の大学に進学し、高校時代の友人とも7年ぶりに再会、少しづつ人生を取り戻し生きる過程にあるとのこと、しかしワクチンには素晴らしい意味があるものと思っていたのに、「反ワクチン」であると言われることが理不尽であるとの思いを語られました。

 

 原告の真摯な訴えに対して、被告の製薬企業は、「心因性という主張は気のせいというものではなく、症状そのものを認めているというということは理解しているか」と自らの主張を原告に質問するなど、被害に目を向け真摯に向き合う姿勢は感じられませんでした。

 この日の裁判で原告が証言した内容については、「HPVワクチン訴訟で初めて原告が法廷で証言」といった見出しでテレビや新聞などにも大きく取り上げられていて、これまで副反応の被害を知らなかった方に関心をもってもらう機会にもなったのではないかと思います。

 

次回の九州訴訟の期日は2024年4月17日(水)です。九州訴訟原告2名の本人尋問が行われます。12時から12時半の間に、福岡地方裁判所で傍聴整理券が配布されます。一人でもたくさんの方に傍聴に来ていただき、原告の訴えに耳を傾けていただければと思います。

 

<九州訴訟の今後の予定>

4月17日(水)13時15分〜 原告本人尋問

7月10日(水)午後(13時頃〜) 原告本人尋問

 

~期日後報告集会の様子~

【尋問担当者からの説明(左から)栁弁護士、梅本さん、嶋弁護士】
【尋問担当者からの説明(左から)栁弁護士、梅本さん、嶋弁護士】
【弁護団の徳田靖之弁護士】
【弁護団の徳田靖之弁護士】

【大分からの支援者山崎兼雄さん】
【大分からの支援者山崎兼雄さん】
【九州弁護団代表の小林弁護士】
【九州弁護団代表の小林弁護士】

九州訴訟傍聴のご案内 1月22日(月)13時15分

 2024年1月22日(月)13時15分より、福岡地方裁判所において原告本人尋問が開かれます。

 原告に対する尋問は、全国に先駆けて福岡から始まります。HPVワクチンの被害の実態を原告自らの言葉で語ってもらいます。 

  ぜひ、傍聴(抽選があります)・報告集会にお越しいただき、ご支援ください。

  

日時:2024年1月22日(月)13時30分~17時00分 @福岡地方裁判所

            13時15分~ 【2023年12月19日追記】 

   ※開始時間が変更となりましたのでご注意ください。

    開始時間変更に伴い傍聴券の抽選時間も変更となります。下記傍聴券配布時間は変更後の時間です。

 

当日は傍聴券の抽選があります。

 12時30分頃に抽選がおこなわれますので、12時30分までに、傍聴整理券をもらってください。

 傍聴整理券は12時00分から12時30分まで配布されます。

 配布場所は裁判所南側ロータリー付近です。

※今回門前集会はおこないません。

※抽選に外れてしまったみなさま向けに、裁判所となりの弁護士会館2階大ホールにて法廷外企画を実施します。

※期日後、報告集会を予定しておりますので、そちらにもぜひご参加ください。
 (場所:弁護士会館2階大ホール)

また、報告集会はzoomでも配信いたします。

zoom配信に参加される場合は事前の登録が必要ですので、下記より登録をお願いします。
https://us02web.zoom.us/j/87804370950?pwd=akRyNVhXTTg2dlNNVE1CeExQVENFUT09

登録後、ミーティング参加に関する情報の確認メールが届きます。
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HPVワクチン薬害九州訴訟令和6年1月22日弁論期日のお知らせ
HPVワクチン薬害九州訴訟令和6年1月22日弁論期日のお知らせ(R5.12.19
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九州訴訟の裁判期日(髙嶋先生証人の反対尋問)が開催されました

 2023年(令和5年)10月2日(月)、気持ちの良い秋晴れのこの日、髙嶋博先生の証人尋問期日が開かれました。

前回の原告側からの主尋問に引き続き、今回は被告側からの反対尋問です。

 

 髙嶋先生は、鹿児島大学病院医学部の脳神経内科・老年病学講座の教授で、HPVワクチン接種後に神経症状を訴える患者ら約60名の診療を担当されている自己免疫性脳炎・脳症の専門家です。

今回の期日では、朝10時から夕方4時半頃までの長時間にわたり、多くの書証を示して被告企業、被告国が質問を重ねました。それに対し、先生は、示された書証や質問の趣旨を丁寧に確認しながら、証言されました。

被告企業らや国は、原告らの家庭や学校でのストレスをことさらに強調し、その訴える多様な症状が心因性であることを先生が否定される根拠を執拗に尋ね、また自己免疫性脳炎・脳症と診断した根拠となる各種検査や免疫吸着療法への治療反応性について、主尋問での証言の価値を減殺しようとする質問を多数行いました。

 

 これに対して先生は、まったく揺らぐことなく、原告らを苦しめ、その人生のあり方を変えてしまった症状がHPVワクチン接種によって引き起こされたものであることを、改めてきっぱりと証言されました。原告ら患者さんたちに真摯に向き合い、確立された治療法のない中、何とかその苦しみをやわらげたいと診療してこられた先生の信念や思いは、今回も原告らや傍聴する支援の方々を大いに勇気づけるものとなりました。被告企業の何を目指しているのかよく分からない質問に鋭く切り返し、いわば「撃退」してしまったような場面では、傍聴席から思わず拍手が起きたほどです。

 今回も、全国各地からたくさんの支援の方がかけつけてくださいました。

期日終了後に、福岡県弁護士会館で開かれた報告集会では、尋問チームの力久弁護士が反対尋問の要点と獲得できた成果について語り、各地の支援の方々からは証言を聞いた感想やこの裁判に寄せる思いをお話ししていただき、改めて証言が素晴らしいものであったという認識を共有しました。ありがたいことに被告らからの不適切な質問に対して弁護団が適切に異議を述べたことについて、評価するご意見もいただきました。

尋問チームの力久弁護士
尋問チームの力久弁護士
九州原告団代表の梅本邦子さん
九州原告団代表の梅本邦子さん

大分HIV訴訟を支える会/大分ともに歩む会の山崎兼雄さん
大分HIV訴訟を支える会/大分ともに歩む会の山崎兼雄さん
弁護団の徳田靖之弁護士
弁護団の徳田靖之弁護士

九州訴訟では、次回から、いよいよ原告本人尋問がはじまります。全国4訴訟のトップバッターとなります。HPVワクチンが原告ら被害者たちにもたらした被害の深刻さ、重大さを、原告ら自らの言葉で語ってもらいます。勇気を出して法廷に立つ原告を励ますため、またこの薬害をまさに自分のこととしてしっかり理解するため、ひとりでも多くの方に福岡までおいでいただき、傍聴支援してくださるようぜひよろしくお願いいたします。

 

<九州訴訟の今後の予定>

 

1月22日(月)午後(13時頃〜) 原告本人尋問

4月17日(水)午後(13時頃〜) 原告本人尋問

7月10日(水)午後(13時頃〜) 原告本人尋問

 

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九州訴訟傍聴のご案内 10月2日(月)10時00分

 2023年10月2日(月)午前10時より、福岡地方裁判所において高嶋博先生に対する被告による反対尋問期日が開かれます。

 高嶋博先生は、現在鹿児島大学医学部の教授をされており、神経内科学が専門の先生です。鹿児島大学病院の脳神経内科の医師として、多くのHPVワクチン副反応の患者を診察されています。 

  ぜひ、傍聴(抽選があります)・報告集会にお越しください。

  

日時:2023年10月2日(月)10時00分~17時00分 @福岡地方裁判所

当日は傍聴券の抽選があります。

 午前9時15分に抽選がおこなわれますので、抽選時間の前までに、傍聴整理券をもらってください。

 傍聴整理券は8時45分から9時15分まで配布される予定です。

 配布場所は裁判所南側ロータリー付近です。

※今回門前集会はおこないません。

※抽選に外れてしまったみなさま向けに、裁判所となりの弁護士会館3階301会議室にて法廷外企画を実施します。

※期日後、報告集会を予定しておりますので、そちらにもぜひご参加ください。
 (場所:弁護士会館3階301会議室)

また、報告集会はzoomでも配信いたします。

zoom配信に参加される場合は事前の登録が必要ですので、下記より登録をお願いします。
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZYpc-GsrDsrHNeG6MCuT9bLJ7GsD25-sqgE

登録後、ミーティング参加に関する情報の確認メールが届きます。
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HPVワクチン薬害九州訴訟令和5年10月2日弁論期日のお知らせ
HPVワクチン薬害九州訴訟令和5年10月2日期日のお知らせ.pdf
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