名古屋訴訟第3次提訴~全国原告総数は125名に

5月18日、五月晴れの陽気の中、支援者に見守られながら、あらたに6名の原告さんが名古屋地裁に提訴しました。

名古屋訴訟としては第3次提訴となった今回の追加提訴によって、名古屋原告団の原告総数は17名となり、全国の原告総数は125名に達しました。

この提訴で、全国ではじめて、福井県在住の被害者が裁判に加わりました。

あらためて全国的な被害の拡がりの大きさを痛感しています。

訴状を提出した後、愛知県弁護士会館内で名古屋原告団・弁護団による記者会見を行いました。

会見の席上では、今回提訴した原告さんから寄せられたコメントを、弁護団が代読する形で、メディアの皆さんにお伝えしました。出席されていた原告さんやそのご家族が、ご自身に重ね合わせながら、ひとりひとりのコメントをかみしめるように聞いていらっしゃった姿が印象的でした。

会見終了後には原告団で会議を行いましたが、まだまだ先の見えない不安はあるものの、こうして訴訟に加わったことで一歩進んだように感じる、娘が頑張っている姿を見て、親としても一致団結して頑張っていきたいと思う、といった感想が出ていました。

多くの被害者は、体調不良で入院治療や自宅静養を続けています。裁判所まで来ることすらできない原告の声が、多くの人に伝わるよう、弁護団としても更に力を尽くしていきたいと思います。

 

名古屋訴訟の次回期日は、6月30日(金)に開かれます。大勢の方に傍聴にお越しいただき、勇気を奮い起こして訴訟に臨む原告さんとそのご家族に、応援の声をお寄せ下さい。