九州訴訟

九州訴訟の次回期日は、平成30年12月12日(水)午後2時~です。

傍聴要領は後ほど掲載します。


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HPVワクチン薬害九州訴訟第9回口頭弁論が開かれました

 2018年9月19日、まだまだ残暑厳しい中、六本松に移転したばかりのピカピカの裁判所で九州訴訟の第9回口頭弁論期日が開かれました。

福岡地方裁判所新庁舎
福岡地方裁判所新庁舎

 全身の痛みや不自由な身体を抱えながらも期日に参加する原告の少女たちとそれを支える家族。
 「彼女たちの被害をなかったことにはさせない!」という思いで、門前集会からたくさんの支援者が駆けつけてくれました。

門前集会の司会は德永由華弁護士が担当しました
門前集会の司会は德永由華弁護士が担当しました
大分HIV訴訟を支える会/大分ともに歩む会の山崎兼雄さん
大分HIV訴訟を支える会/大分ともに歩む会の山崎兼雄さん
来場者に挨拶する小林洋二九州弁護団代表
来場者に挨拶する小林洋二九州弁護団代表

 福岡地方裁判所101号法廷。新しい法廷になっても、傍聴席は満席です。

 法廷では、弁護団の小出真実弁護士がHPVワクチンの有効性について意見を述べました。
 被告企業らは、HPVワクチンは、臨床試験で「100%」や「90%以上」の効果が確認されたと主張しています。
 しかし、実際にはサーバリックスによる絶対リスク減少率は約0.24%に過ぎません。これは、1000人にワクチンを打っても、998人には打っても打たなくても意味がなかったというくらいの有効性にとどまるということなのです。被告企業の主張する数字のマジックに惑わされてはなりません。
 この程度の有効性で、なぜ公費を用いた異例の緊急促進事業をしてまで、新規性が極めて高いワクチンを、多くの少女たちに接種しなければならなかったのでしょうか?

 続いて、井芹美瑛弁護士からは、WHOやワクチンの安全性に関する諮問委員会(GACVS)の委員らと被告企業との間に利益相反関係があることについて意見を述べました。
 WHOは収入の約78%を寄付に頼っていますが、被告企業やその関連企業、ワクチン接種を推奨する民間団体から年に数十億の寄付を受けています。GACVSの委員も、その半数以上が被告企業等から寄付を受けるなど利益相反の関係にありました。
 WHOは、HPVワクチンの有効性・安全性を認める声明を出しています。しかし、その公正性・中立性には大きな疑問があると言わざるを得ません。

薬害スモン原告の草場佳枝さん
薬害スモン原告の草場佳枝さん

 この日は、裁判終了後に「HPVワクチン薬害九州訴訟を支える会」の立ち上げ会も行われました。
 発起人のひとり、薬害スモン原告の草場佳枝さんは語りました。

「私も20代の頃、スモンの原告として、クリスマスイブにデパートの前で支援を呼びかける行動に参加しました。でも周りはプレゼントやケーキを持った人たちばかり…ついにその日私は一枚もチラシを配ることができませんでした。
 でも、相手にはお金も権力もある。そんな相手と戦うにはどうすればいいんだろう?私たち原告が頑張るしかないじゃないかと思うようになったのです。そうやって頑張っていると、周りに応援してくれる人たちが増えてきました。
 支援というのは、原告に共感して、一緒に頑張るということです。
 この裁判でも原告は自分よりずっと大きな相手と闘わないといけない。一緒に頑張っていきましょう。」

德田靖之弁護士
德田靖之弁護士

 ほかの発起人の方々、弁護団の徳田靖之弁護士からもメッセージがあり、沖縄からは沖縄でも支える会の立ち上げがあったことが報告されました。

 裁判も今日で9回目。にもかかわらず、被告である国や製薬企業は、未だ責任逃れの主張を繰り返すばかりで、具体的な被害救済に向けての取り組みは始まっていません。

 原告である少女たちは、様々な未来を思い描いていました。
 HPVワクチンの副反応に苦しめられ、諦めざるを得なかった未来・・・
 この裁判は、それを取り戻すためのたたかいです。

支える会の立ち上げに感謝の意を述べる梅本邦子九州原告団代表
支える会の立ち上げに感謝の意を述べる梅本邦子九州原告団代表

 「取り戻そう!少女たちの未来を」
 このスローガンをかかげ、私たちのたたかいは続きます。

 九州訴訟の次回期日(第10回口頭弁論)は、2018年12月12日(水)午後2時からです。
 次回もたくさんの方の傍聴をお待ちしています。

9月19日はHPVワクチン薬害九州訴訟第9回口頭弁論期日です

■日時:平成30年9月19日(水)14時~15時30分

 

■場所:福岡地方裁判所101号法廷

 福岡市中央区六本松4丁目2番4号

 (市営地下鉄六本松駅から徒歩約3分)

  ※裁判所が移転しました。ご注意下さい。

 

■サポーター・傍聴希望者集合

 

○時刻:12時50分(裁判所門前集会開始時刻)

 

○場所:福岡地方裁判所正門前

  • 傍聴案内ダウンロードはこちら
  • 当日は、弁護団からの意見陳述等が予定されています。是非傍聴にお越し下さい。
  • 傍聴者が多く法廷に入りきらない場合には先着順になりますのでご了承ください。
  • 抽選により傍聴出来なかった方のために、原告との交流会も準備しています。
  • 裁判終了後は、16時からKKRホテル博多にて、支える会立ち上げ会を予定しています。こちらも併せてご参加下さい。
【当日のスケジュール】
12:50 裁判所正門前で門前集会(リレートーク)
 14:00 第8回口頭弁論期日開始(~15:30ころ)
16:00 報告集会兼支える会立ち上げ会開始
(場所:KKRホテル博多:福岡市中央区薬院4丁目21−1)
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九州訴訟第9回期日傍聴案内
180919 kyushu.pdf
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HPVワクチン薬害九州訴訟第8回口頭弁論期日が開かれました

入廷する九州原告1番の梅本美有さん(右下)
入廷する九州原告1番の梅本美有さん(右下)

想像してみてください。
突然、全身のありとあらゆる箇所が激しく痛みだす日のことを。

想像してみてください。
毎日楽しみにしていた学校に通えなくなる日のことを。

想像してみてください。
自分の夢を諦めなければならなくなる日のことを。

2018年6月13日、九州訴訟の第8回口頭弁論期日。
満席となった福岡地方裁判所301号法廷。

福岡地方裁判所
福岡地方裁判所

HPVワクチン薬害の被害者である九州原告5番の平良亜子さんが、全員の痛みを押し殺して、法廷に立ちます。

意見陳述前の心境を説明する平良さん
意見陳述前の心境を説明する平良さん

バスケ部と陸上部を掛け持ちするほどに健康だった彼女の身体は、HPVワクチンの接種後、一変します。
股関節の痛み、強い頭痛、けいれん、失神。
予期せず始まるけいれんに怯え、悩む毎日。
水泳の授業中に失神し、救命措置をうけたことさえあります。

高校のバスケ部には入部を断られます。
それでもバスケ部に入りたい、
それでも特別支援学校の教師になるという夢を叶えたい、
彼女は夢を追い続けようとしました。

それでも身体がそれを許さないのです。
学校の友人からも避けられるようになりました。
彼女の高校生活は、何一つとして良い思い出がないものに
変わってしまいました。

彼女は法廷で訴えます。

「私も20歳になり、大人の一員になりました。
私自身は、まだ未熟ですが、大人になった以上、

自分のことには自分で責任をとれるようになりたいと思っています。
私は、国や製薬会社にも、自分のやったことの責任をとり、
大人としての手本を示してほしいと思います。」

想像してみてください。
何の罪もない少女の青春がワクチンによって奪われることを。

想像してみてください。
その薬を作った大人たちが大声で責任を否定し続ける姿を。

想像してみてください。
少女たちの「身体」と「心」の痛みを。

福岡地裁前でのリレートークを見守る原告ら
福岡地裁前でのリレートークを見守る原告ら

続いて弁護団の松嶋健一弁護士から、「国がワクチンの接種を積極的に勧奨する為には、薬剤の認可時よりもさらに高い安全性が必要なのだ」という意見を述べました。

それなのに、HPVワクチンは、おたふく風邪ワクチン等の他のワクチンと比べ、拙速かつ杜撰な審査に基づいて定期接種化(国が接種を奨めること)されてきたのです。
HPVワクチンの認可や定期接種化の過程において不自然かつ不適切な対応がなされてきたことは明らかです。

5月に沖縄で勉強会を開催して下さったわたなべゆうこさんによるリレートーク
5月に沖縄で勉強会を開催して下さったわたなべゆうこさんによるリレートーク

私たち大人は被害を受けた少女たちに対して何をすべきか。

理解し、思い遣り、支援しなければなりません。

薬害スモンのために失明した体を押して応援に来て下さった古賀道子さん
薬害スモンのために失明した体を押して応援に来て下さった古賀道子さん

皆さんの支援という光を彼女たちに直接届けてください。

裁判所前で支援を呼びかける九州原告団の梅本邦子代表
裁判所前で支援を呼びかける九州原告団の梅本邦子代表

今日の福岡は、梅雨とは思えぬほどの快晴。
それなのに、被害を受けた少女たちには光が届きません。
もう何年もの長きにわたって光が届いていないのです。

九州訴訟の次回期日(第9回弁論)は、2018年9月19日午後2時です。

裁判所は六本松の新しい庁舎に移転しますので、どうかご注意下さい。
ぜひ次回も傍聴にお越しください。

沖縄で「学ぼうHPVワクチン問題」を開催

 2018年5月18日(金)夜、沖縄県那覇市にて学習会「学ぼうHPVワクチン問題」が開催されました。

 会場は、那覇市国際通りそばのとってもゆったりできるおしゃれなカフェ・ゆかるひbook cafe&hallのイベントスペースでした。

 この学習会は、フリーライターであるわたなべゆうこさんの「もっとHPVワクチン問題を学ばなくては」との思いから実現した企画です。

 わたなべさんは、これまでこの問題については、きちんと補償されるべきだと漠然と思って来たけど、問題を深く学んでは来なかったそうです。

 しかし、知人とこの問題を話し合ったことをきっかけに、もっとちゃんと勉強したいと思うようになり、今年の3月に東京で行なわれた国際シンポジウム「世界のHPVワクチン被害は今」にも参加して、「きちんと勉強しなければ」という思いをますます強くされたそうです。

 会の冒頭では、こうした勉強会開催の経緯が、わたなべさんから紹介されました。

 その後は、HPVワクチン薬害のドキュメント映像を上映し、前田牧弁護士(九州弁護団事務局長)から、この薬害の概要を解説しました。 

 前田弁護士は、HPVワクチンの副反応は、激しい頭痛や睡眠障害、倦怠感、脱力、しびれ、不随意運動など多様な症状が重層的に起こるのが特徴で、学校へ行けない等で思春期の女子が進路や就職を変更せざるを得ない深刻な被害が出ているということを説明しました。
 そして、日本では承認からわずか1年で緊急促進事業が始まって多くの女子が接種したこと、非常に短期間で多くの人が接種できるようになった一方で、危険性の確認は後回しになされたことについても解説を行いました。

 承認審査で有効性や安全性を疑問視する声が多数挙がったにも関わらず、これを後回しにした経緯を解説したときには、会場からには驚きの声とため息が広がりました。

 その後は、小林洋二弁護士(九州弁護団代表)が、今年3月東京で行なわれたHPV国際シンポジウムの報告を中心に、海外の状況について解説しました。

 小林弁護士からは、「日本でしか問題になっていない」などといったことを言う人もいるがそれは間違いであり、海外でも問題は起こっていること、どの国でも副反応の頻度、症状の特徴も共通していること、どの国でも治療体制が少ないこと、 被害を訴えると「国民を子宮頸がんの危険にさらしている」などとバッシングされ社会的に孤立させられるなど被害を訴えにくい問題があることなどを説明しました。

「原告の訴えは元の体に戻りたい、ということ。」

「被害に真摯に向き合わなければ真相は解明できない。」

 小林弁護士からこう語りかけられた参加者からは、

「報道がいろいろあって何が本当なのかよく分からなかったけど、学習会に参加してよくわかった。」

「HPVワクチンの積極勧奨が止められて良かった。」

「しかし、みんなはこの問題についてよく知らないので、もっとちゃんと知ってもらわないと。」

といった声が学習会終了後に寄せられました。

 学習会当日の様子は、翌日の沖縄タイムスでも紹介いただきました。そのおかげで、こうした学びの場の重要性がより広く社会に伝わったと思います。

 九州弁護団では、こういった学習会の機会ごとに、弁護士が出向いて問題点をわかりやすく解説しています。

 同様の学習会を開催したいとお考えの方は、ぜひ九州弁護団にご相談ください。

6月13日(水)はHPVワクチン薬害九州訴訟の第8回口頭弁論期日です

■日時:平成30年6月13日(水)14時~15時30分

 

■場所:福岡地方裁判所301号法廷(大法廷)

 

■サポーター・傍聴希望者集合

 

○時刻:13時15分(門前応援リレートーク開始)

 

○場所:福岡地方裁判所正門前

  • 傍聴案内ダウンロードはこちら
  • 傍聴者が多く法廷に入りきらない場合には先着順になりますのでご了承ください。
  • 裁判終了後は、16時30分から、天神センタービルTKPガーデンシティ天神S-1会議室において、3月に行われた国際シンポジウム「世界のHPVワクチン被害は今」を上映するミニシンポジウムを開催します。こちらも併せてご参加下さい。ミニシンポジウムのチラシダウンロードはこちら
【当日のスケジュール】
13:15 門前応援リレートーク
13:30 原告団・弁護団入廷行動
14:00 第8回口頭弁論期日開始(~15:30ころ)
16:30 ミニ国際シンポジウム(~18:30)
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九州訴訟第8回期日傍聴案内
180613kyusyu8.pdf
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「世界のHPVワクチン被害は今」ミニシンポ
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HPVワクチン薬害九州訴訟第7回期日が開かれました

大濠公園の柳
大濠公園の柳

 3月14日。

 九州訴訟の第7回口頭弁論期日です。

 

 期日に先立って開催された門前集会には、毎回お越しいただいている熱心な支援者の方、被害を受けた少女と同年代の学生たち、縁あってHPVワクチン薬害を知り参加していただいた方など、多くの人が集まりました。

 門前集会で必ず掲げられる「取り戻そう!少女たちの未来を」と大きく記された横断幕。もうひとつは薬害肝炎の被害者の方からのメッセージキルト。

 このキルトは,全国の訴訟の原告さん、弁護団、支援者の方々の手から手へと渡り、全国の訴訟を見つめ続けています。横断幕とキルトの向こう側から全国の支援者の「ともに頑張ろう」の声が聞こえてくるような想いがします。

 今回の訴訟では、原告番号18番さんの口から被害の実態が語られました。

 体育館に女子生徒だけが集められてワクチン接種を勧奨されたため、「ああ。これは受けなければいけない注射なのだ」と思いワクチンを接種してから、18番さんの身体には様々な症状が現れ始めます。
 
 全身のいたるところが痛み起き上がることさえできない日々。
 母におんぶしてもらわなければトイレにも行けない日々。
 全く眠りにつけず、眠れたと思っても悪夢にうなされる日々。
 病院を巡っても原因が分からず,震える手で「死にたい」とノートに書きなぐる日々。
「自分の心が弱いからいけないのではないか」と自分を責める日々。
 病気と闘う事だけに費やされた高校生活の3年間…。
 
 二度と戻ることができない,彼女のかけがえのない時間は、ワクチンによって奪われたのです。

武寛兼弁護士
武寛兼弁護士

 続いて弁護団の武寛兼弁護士から、祖父江友孝博士が班長として行ったHPVワクチンの被害調査(祖父江班調査)は、むしろワクチン接種と副反応症状の因果関係を示唆するものだという意見が述べられました。
 
 調査で集積されたデータを観察すると、ワクチンを接種した人は,していない人と比べて高い割合で様々な身体症状を訴えていることが明らかです。しかし被告製薬企業は、不合理に取りまとめられた調査の「結論」のみに依拠して、ワクチンは安全だと言い張ります。

 集積された生のデータが示すワクチン接種と副反応症状との因果関係と、不合理につくられた調査の結論。どちらが真実を示しているのか,日の目を見るよりも明らかです。
 
 被告製薬企業の反論に対しては、これからもワクチンの危険性を丁寧に明らかにしていかなければいけません。

 今日の福岡は、強い日差しが降り注ぎ汗ばむほどの陽気でした。
 未来を照らす明るく強い光が、少しでも早く、被害受けた少女たち全ての手元に届くまで、私たちは戦い続けます。
  少女たちに一筋の光を差すためには国民の皆さんの更なるご支援が必要です。

 九州訴訟の次回期日(第8回弁論)は、6月13日です。
 ぜひ傍聴にお越しください。

九州訴訟第7回口頭弁論期日のお知らせ

■日時:平成30年3月14日(水)午後2時~

 

■場所:福岡地方裁判所301号法廷(大法廷)

 

■サポーター・傍聴希望者集合

 

○時刻:午後1時15分(門前応援リレートーク開始)

 

○場所:福岡地方裁判所正門前

  • 傍聴案内ダウンロードはこちら
  • 傍聴抽選行わない予定です。傍聴者が多く法廷に入りきらない場合には先着順になりますのでご了承ください。
  • 法廷では、原告が意見を述べます。また、弁護士が提出した書面について説明を行います。
  • 裁判終了後、報告集会を大手門パインビル2階会議室で行います。
  • 報告集会のみの参加も大歓迎です。ぜひお越しください。
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九州訴訟第7回期日のご案内
180314 kyushu.pdf
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九州訴訟第6回期日が開かれました

12月13日、九州訴訟の第6回口頭弁論期日が開かれました。

福岡地方裁判所の門前集会では、各地の弁護団の弁護士や支援の方から、
「ネバーギブアップ」
「体調が悪くて裁判の傍聴にできない原告がおり、被害は今なお継続している」
「正義の戦いだ」
「被告はいつも同じことを言っている」
「国は、安心安全だと言われた薬で若い子が被害に遭っているという現状に目を向けるべきだ」
などと力強いメッセージをいただきました。

法廷では、原告番号2番さんが意見陳述を行いました。

国が勧めるワクチンということで、何の疑問も持たずに接種し、接種した当日から体調が悪くなったそうです。修学旅行中、身体の痛みで旅行を楽しむどころではなくなり、母親に「帰りたい!」と泣きながら電話をしました。身体の痛みは酷くなり、学校を欠席することが多くなり、警察官になりたいという幼いころからの夢はあきらめざるをえませんでした。

ワクチンを接種した直後から体調が悪くなったにもかかわらず、原因がワクチンであることを知らなかったために、2回目の接種を受け、症状はさらに酷くなりました。

痛みに耐えながら何とか高校を卒業して、希望を変更して進学した短大も通うことが困難になり、1年も経たないうちに退学しました。様々な病院を受診した後、大学病院の神経内科で、ようやく「子宮頚がん予防接種後アジュバント関節炎の疑い」と診断され、症状の原因がワクチンであることを知りました。

多くの傍聴者が見守る中、原告番号2番さんは「ワクチンが原因であること早く知っていれば、2回目の接種は受けなかったのに!」という気持ちを、裁判官に向かって力強く伝えました。

原告2番さんは、6年以上ワクチンの副反応症状に苦しんだことを語りました。家族も苦しみ、母親から「一緒に死のう。死んで楽になろう。」とまで言われたこともあったそうです。苦痛のない日常生活、楽しかったはずの青春、将来の夢などの10代にとっては当たり前でかけがえのない幸せをワクチンによって全て奪われた悔しさ、怒りが伝わってきました。

しかし原告2番さんは、過去のことを語られただけではありません。将来のこと諦めるわけにはいかない、1日でも早く根本的な治療法を確立して欲しいと、切実な願いをゆっくりと噛み締めるように語った姿がとても印象的でした。

続いて弁護団の力久弁護士が、ワクチン(サーバリックス)承認以前に、すでにこのワクチンの危険性についての情報が集積していたことについての意見陳述を行いました。

報告集会では、意見陳述を行った力久弁護士から、意見陳述の解説があり、駆け付けた支援の方々から温かいメッセージをいただきました。最後には、九州弁護団弁護団長の小林弁護士から進行協議期日の報告があり、懇親会へと移りました。

報告集会に引き続いて行われた懇親会では、九州訴訟の支援の輪の広がりについて弁護団から紹介しました。

会場では、体調の優れない遠方の原告さんが、この裁判を支えてくれる大学生のみなさんとネットミーティングで交流をした様子がスライドで紹介されました。

参加された原告さんから、体調の問題などでミーティングの会場には来られない場合でもネットで簡単に参加できること、同世代の方々との交流を楽しんでいることなどをお話ししていただきました。

次回期日は、平成30年3月14日水曜日の14時からです。
多くの方々の参加をお待ちしております。

九州訴訟第6回期日のご案内

■日時:平成29年12月13日(水)午後2時30分~

 

■場所:福岡地方裁判所301号法廷(大法廷)

 

■サポーター・傍聴希望者集合

 

○時刻:午後1時45分(門前応援リレートーク開始)

 

○場所:福岡地方裁判所正門前

  • 傍聴案内ダウンロードはこちら
  • 傍聴抽選行わない予定です。傍聴者が多く法廷に入りきらない場合には先着順になりますのでご了承ください。
  • 法廷では、原告が意見を述べます。また、弁護士が提出した書面について説明を行います。
  • 裁判終了後、報告集会を大手門パインビル2階会議室で行います。
  • 報告集会のみの参加も大歓迎です。ぜひお越しください。
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171213 九州訴訟第6回期日案内.pdf
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「フレンズ九州」の支援ミーティングに参加しました

2017年10月21日(土)、福岡市内において、学生支援「フレンズ九州」の呼びかけで支援ミーティングが開かれ、九州弁護団も参加しました。

学生支援「フレンズ九州」は、原告さんの友人を中心に立ちあがったグループで、被害者支援と裁判支援に取り組んでおり、最近ではツイッターアカウントを開設するなど方法で、精力的な情報発信を進めています。

この日は、九州原告のTさんとUさん、原告さんのお母さん、看護学生の方をはじめとする学生さん合計10名と弁護団数名でミーティングを行いました。学生さんははるばる大分や北九州市内から参加いただくなど、多くの参加がありました。

初めての参加者が大多数で、原告のTさんは自宅からスカイプを接続してのミーティング初参加でした。

スカイプでの参加は、「体調の問題があるので直接ミーティング場所には行けないけれど、スカイプなら参加できるかもしれない」という原告Tさんの発案によるものです。大型スクリーンを使っての初めてのスカイプ会議に、みんなで盛り上がりました。

参加者の自己紹介にはじまり、Tさんから被害についての話、それに対する質疑応答があり、支援拡大のためにどうしたらよいのかと活発な意見交換がなされました。
学生さんから出された「生活で困っていることは何ですか」という質問に対して、TさんもUさんも「痛み」が辛い、日常生活を制限される「痛み」なのにその痛みが理解されないと答えられ、また「裁判に望むことは何ですか」という質問に対しては、Uさんが「被害を認めてほしい、元の身体に戻してほしい」とお話されました。

被害者の方を、友だちのように支えたいという意味を込めて「フレンズ九州」という名前がつけられたそうですが、質疑応答のやりとりで原告さんと同世代の皆さんがまさにそのような思いをもってミーティングに参加されていることが分かり、弁護団も大いに励まされました。
今後も一緒に頑張っていきたいと思います。

九州訴訟第5回期日が開かれました

「NO MORE 薬害」
「もう二度と薬害で苦しむ人を生まないで」
「共に頑張ろう」

9月13日、九州訴訟の第5回口頭弁論期日。
福岡地方裁判所の正門前に薬害被害者の方々の声が響きました。

 

晴れ渡る空の下、裁判所へ続く坂道には、原告や支援者の方々の長い長い列。
HPVワクチン薬害と向き合い被害を乗り越えようとする少女たちと、少女を支え助けようとする支援者の方々。
皆の想いが裁判所へ向けて、真っ直ぐに力強く伸びています。

多くの支援者により席が埋められた法廷。
意見陳述に立ったのは、原告番号26番さんです。
思い出すことも辛いであろう自らの被害を、力強くひとつひとつ言葉にしていきました。

 

突然起こる原因不明の腰の痛み、起き上がる事ができないほどの腹痛や吐き気、繰り返される入退院、歩き方を忘れてしまうくらいの身体の麻痺、もう一生動けなくなるのではないかという不安、痛みと不安で眠れない日々…。


「治して! できないならばせめて眠らせて!」
いつも全力で助けてくれている母親に対してさえ、きつい言葉を投げかけなければならないほどに追い詰められた日々。
何の罪のない少女が、「…ごめん」と一言返すことが精一杯の母親をどんな思いで見つめていたのでしょうか。

今、少女は痛みと向き合い、前を向き歩み続けています。
しかし、彼女の青春は、入退院と繰り返される痛みの記憶になってしまいました。

法廷で言葉を紡ぐ少女の心と声が震えます。
少女の目元には涙が浮かんでいました。

九州弁護団の井上敦史弁護士からは、HPVワクチンが承認され、定期接種として扱われるまでのあまりに不自然な国の対応が糾弾されました。

国は、有効性や安全性に疑義を呈する専門家の意見を取り入れることのないまま、とりあえず承認してくださいなどと述べてワクチンをばら撒く方向へ推し進めていく。
国が見つめていたのは、守るべき少女たちではなく、強大な資金力を持つ製薬会社ではないか。

法廷で“不都合な真実”が次々と明るみになりました。それでも、まだ、国や製薬会社は、責任を認めません。

国民の皆さんの更なるご支援が必要です。
九州訴訟の第6回弁論期日は、12月13日です。皆さん一人ひとりの力で少女たちを支えてください。

九州訴訟第5回口頭弁論期日のご案内

■日時:平成29年9月13日(水)午後2時30分~

 

■場所:福岡地方裁判所301号法廷(大法廷)

 

■サポーター・傍聴希望者集合

 

○時刻:午後1時15分(門前応援リレートーク開始)

 

○場所:福岡地方裁判所正門前

  • 傍聴案内ダウンロードはこちら
  • 傍聴券の抽選(13:30~)に外れた方には、場外特別会場(大手町パインビル2階会議室)において14:15ころより弁護団が裁判の様子を分かりやすく説明します。
  •  裁判終了後の16時頃より、大手門パインビル2階会議室にて報告集会を行います。
  • 報告集会のみの参加も大歓迎です。ぜひお越しください。
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九州訴訟第4回期日が開かれました

本日6月14日は、九州訴訟の第4回口頭弁論期日でした。


福岡は梅雨入りしたとは思えぬほどに晴れ上がり、暑さが厳しい日。期日開始前の福岡地方裁判所の正門前では、その暑さを上回るほどに熱い応援のスピーチが繰り広げられました。

被害者の訴えに全く耳を傾けず、裁判所に傍聴に訪れた被害者たちに背を向け、「ワクチンのおかげで癌が減っているじゃないか」などと我が物顔で主張する被告企業らに対する怒り。まだまだ続く裁判を共に頑張っていこうという強い決意。新たな被害者を二度と生み出したくないという叫び。全国から届いた熱い想いが福岡の空に響きます。

梅本邦子さん(九州原告団代表)
梅本邦子さん(九州原告団代表)
小林洋二弁護士(九州弁護団代表)
小林洋二弁護士(九州弁護団代表)

裁判という場で自分の被害を訴えることは,簡単なことではありません。それでも,原告番号30番さんは,体の痛みや緊張とたたかいながら、法廷で力強く訴えました。

「自分でデザインした洋服を着て,ファッションショーの舞台を歩きたい」


彼女の夢は,HPVワクチン接種により奪われてしまいます。突如襲ってくるけいれんの発作。金づちで叩かれたような全身の痛み。学校へ行くことも,アルバイトをすることもできず、治療さえままならない日々。言葉で言い表せない将来の不安。

「被害者を生んだという事実から目をそらさないでほしい」

 

切実な願いが言葉になったとき、被害を訴える原告番号30番さんと法廷で同じ時を過ごした裁判官を含む多くの人の心が震えます。

 

「こんなのおかしいよ!」

「なんでこの少女がこんな被害を受けなければいけないの!」

意識して抑えていなければ口をついて飛び出してしまいまいそうなくらいにやるせない思いが心に広がります。

德田靖之弁護士(門前集会にて)
德田靖之弁護士(門前集会にて)

德田靖之弁護士からは、被告企業や国が,過去の薬害事件の教訓を学ばず、機序や因果関係が医学的に解明されていないなどという反論に終始していることを強く糾弾する意見が述べられました。

意見陳述を終えた時、傍聴席からは、音にならない大きく長い拍手が聞こえたような気がしてなりません。


「今,私たち一人ひとりは,彼女たちのために何ができるのだろう」

 

被告らの心にも彼女の声が届いていることを願うばかりです。

その後に開催された報告集会とそれに続く懇親会にも沢山の支援者の皆さんに参加していただきました。

 

支援の輪が少しずつ,でも確実に広がっています。

次回の第5回口頭弁論期日は,9月13日(水)です。

夏、真っただ中。本日の第4回口頭弁論期日にも増して,福岡地裁に熱い想いが充ちていきます。ぜひ次回も法廷にお越しください。

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どうぞよろしくお願いいたします。

九州大学法学部で勉強会を行いました

5月30日、九州大学法学部五十川ゼミで勉強会を行いました。


原告団からは梅本美有さんのお母さんである梅本邦子さんが、弁護団からは小林洋二九州弁護団代表と井上茉彩弁護士が参加しました。九州弁護団は、井上弁護士の他、黒木聖士弁護士、泉武臣弁護士も五十川ゼミの出身なのです。

講義では、まず井上弁護士から、HPVワクチンによる被害の実態、訴訟の意義、訴訟の中で争われているワクチンの有用性の考え方などについてお話ししました。

 

その後、梅本邦子さんが、HPVワクチンを接種する前の美有さんの元気な姿、接種後に美有さんの生活が一変してしまったこと、接種後の美有さんの苦しみやそのような美有さんを目の前にした母としての思いなどを、涙ながらに語りました。

ゼミ生は全部で20名程度。被害に遭った少女たちと変わらない年齢の女の子も複数いました。

「皆さんと同じように将来が輝いていた少女たちの人生が変わってしまった。」
「もしかしたら、皆さんの中に被害者となる人がいたかもしれない。」

娘や同世代の少女たちの多くが被害を受けている中で何もせずにはいられないと話す梅本さんの言葉に、ゼミ生のみなさんが熱心に耳を傾けてくれていました。

 

参加された皆さんからは沢山の質問もいただき、小林弁護士より、法律論や前提となる医学的な事項についても、詳細に回答しました。

 

将来さまざまな場で活躍されるであろう学生さんたちに、HPV薬害の実態を知っていただく機会を得たことは本当に有り難いことだと思います。今回の講義を期に、支援の輪が少しでも広がることを願いたいと思います。

 

五十川先生、ゼミ生の皆さん、ありがとうございました。

九州訴訟第4回口頭弁論期日のご案内

 

■日時:平成29年6月14日(水)午後2時30分~(午後4時00分頃終了予定)

 

■場所:福岡地方裁判所301号法廷(大法廷)

 

■サポーター・傍聴希望者集合

 

○時刻:午後1時00分

 

○場所:福岡地方裁判所正門前

  • 傍聴案内ダウンロードはこちら
  • 傍聴券の抽選に外れた方には、場外特別会場(ヨカラボ天神9階会議室)において弁護団が裁判の様子を分かりやすく説明するイベントにご参加いただけます。
  •  裁判終了後の午後4時頃より、ヨカラボ天神9階会議室にて報告集会を行います。
  • 報告集会のみの参加も大歓迎です。ぜひお越しください。
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九州第4回期日案内170517.pdf
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九州訴訟第3回期日が開かれました。

2017年3月22日午後、九州訴訟の第3回口頭弁論期日が開かれました。
福岡はうららかな春の陽射し、残念ながらまだ桜は開花せずですが、ぽかぽか陽気の中、今日も沢山の支援の方が駆けつけての門前集会となりました。
カネミ油症原告でもある福岡医療団労組の方、薬害肝炎の原告、薬害エイズの原告、昨日卒業式を迎えたばかりの学生、薬害オンブズパースンタイアップ福岡代表…、さまざまな方がマイクを握り、応援のスピーチを行いました。

中でも圧巻だったのは、薬害スモンの原告草場佳枝さんのスピーチです。
「厚労省に交渉に行った時、沢山の車椅子に乗ったり杖をついた少女達とお母さん達を見ました。いったい何? 私はこの問題のことを知らなかった。今日ここに来て『これは何?』と思いました。私は、かつて、友だちの結婚式に出るのにニキビがあるのが恥ずかしくて、受診した医療機関でキノホルムを投与されました。たったそのために服用したキノホルムで私の人生は滅茶苦茶にされました。被害を訴えてたたかい、国に薬事二法をつくらせました。その法律で国は二度と薬害を起こさないと誓ったのに、そのあとも次々に薬害が起きています!」
「皆さんが、恐れずに恥ずかしがらずに、自分の苦しみを、被害を訴えていくことこそが大事です。私も最初に話した時は、話し終えた後、その場に崩れ落ちました。勇気を持って、皆さんが話した内容を、聞いた人が周りの人に伝えることによって、大きな力になります!」
まさに「被害を語る」ことを実践してこられた草場さんの力強いことば、きっと原告とご家族の心に火を点したのではないかと思います。

さて、本日の口頭弁論では、私たちが提出した「本件各ワクチンには有用性がない」という準備書面の内容について、馬場彩弁護士が意見陳述を行いました。手もとにパワーポイントのハンドアウトを配っての、分かりやすい意見陳述でした。
しかし、本日のメインはやはり原告の意見陳述です。今日は、原告番号7番さんのお母さんが、娘さんに代わって証言台に立ちました。裁判長からは腰掛けてという促しがありましたが、敢えて立ったまま、意見陳述されました。
はじめは淡々と、けれど次第に熱を帯びて、時に涙ぐみながら、中学生の時に受けたワクチン接種の副反応により、希望の高校への進学を断念しなければならなかったこと、ようやく入学できた高校でさえ、通うことができず、中退せざるを得なかったこと、多様な症状に苦しむ娘さんを前に、どんなに日々辛い思いをしているかを切々と訴えられました。

報告集会でのお話によれば、読み上げはじめてすぐに、被告代理人席から発せられる冷たい空気が嫌と言うほど感じられ、訴えが届いていかないもどかしさに、しだいに怒りが募ったとのこと。
「娘は現在19歳です。既に10代の輝かしい、かけがえのない日々はワクチンの副反応によって奪われてしまいました」
「製薬会社は、HPVワクチンの安全性が確立されていると繰り返し言っています。しかし、被害に苦しむ娘の前でよく安全性が確立されているなんて言えるなと呆れるとともに、怒りがわき上がって仕方ありません」
お母さんは、声に力を込めて、こう叫びました。
「ふざけるな、というのが正直な思いです」
法廷が震撼するかのように感じた瞬間でした。

期日後、別室で進行協議が行われ、並行して報告集会も開かれました。
報告集会とそれに続く懇親会にも沢山の支援者に参加していただきました。
まさに、草場さんがおっしゃったように、被害者である原告自身が、自分の被害について語り、訴える、そのことばが支援者を通して、たくさんの人の心に響く、その連鎖を大きくひろげていきたいと思いました。
支援の中でも今日はたくさんの学生さんがかけつけてくれたことはとりわけうれしいことでした。原告達と同年代の彼ら、原告達の苦しみは、実は自分が受けてもおかしくなかったのだという大きな共感は、きっとこの訴訟にとって力強い味方になるはずです。

次回は、6月14日。
ぜひ、次回も、たくさんの支援のみなさんが傍聴席を埋め尽くしていただけますようにお願いします。
弁護団は、抽選に外れたみなさんのための裏企画も用意していますので、どうぞ沢山おいでください。

3月22日は九州訴訟第3回期日です。

■日時:平成29年3月22日(水)午後2時30分~(午後4時00分頃終了予定)

 

■場所:福岡地方裁判所301号法廷

 

■サポーター・傍聴希望者集合

 

○時刻:午後1時00分

 

○場所:福岡地方裁判所正門前

  • 傍聴案内ダウンロードはこちら
  • 傍聴ご希望の方は、午後1時30分までに福岡地方裁判所の抽選会場へお越しください。
  • 傍聴の抽選に外れた方向けに、別会場での企画を準備しています。
  • 期日終了後には裁判所近くで報告集会を行います。
【当日のスケジュール】
午後1時10分   裁判所正門前で応援リレートーク
午後1時25分ころ 原告団・弁護団入廷行動
午後1時25分~40分 傍聴抽選券交付・抽選
※抽選に外れた方向けに、大手門パインビル2階会議室で弁護士による裁判のガイダンスを予定しています。
午後2時30分 第3回口頭弁論期日開廷(午後4時00分頃終了予定)
午後4時15分ころ 記者会見・報告集会(大手門パインビル2階会議室)

九州訴訟第2回口頭弁論期日が開催されました。

2017年1月11日、福岡地裁において、九州訴訟の第2回口頭弁論期日が開かれました。

昨年9月28日の第1回期日に引き続いて、福岡地裁には大勢の方が傍聴に駆けつけました。

法廷では、原告番号8番の女性が、自身の被害の実情を静かに語りました。

原告番号8番さんは、中学1年のときにはバドミントン部で活躍し、将来は教師になりたいという夢に向かって高校への進学を希望していました。しかし、ワクチン接種後数日で体調不良で入院が必要となり、足に力が入らないなどの症状が生じたため、希望する高校の入試を受けることもできず、進学した先も休学・退学せざるをえなくなり、現在は同級生から1年遅れて、通信制の高校で学んでいますが、今も歩行困難やけいれん、不随意運動といった症状は続いています。

彼女が、朝起きて、制服を着て、バスに乗って、学校に行って、勉強したり、部活をして、帰りは友達と寄り道をするなど、普通の高校生がしていることができないことのつらさを話した際には、声が詰まり、涙がこぼれてしまいました。その様子は傍聴した大勢の方の胸を打ちました。

引き続いて九州弁護団の黒木聖士弁護士が、HPVワクチンが諸外国やWHOで推奨されているという被告企業らの主張に含まれる本質的な問題点について意見を述べました。

その中では、諸外国においても重篤な有害事象が数多く報告されていること、そして日本においても他の定期接種対象ワクチンと比較して重篤な有害事象が約7倍に達していることが紹介されました。

また、WHOなどの推奨声明は、日本の副反応症例を自ら調査しないまま出されたものであって、既存の疾患では説明できない多様な身体症状が、1人の被害者に重層化して長期間継続しているという現実に目を向けていないものであることが指摘されました。

閉廷後は、原告団・弁護団による報告集会と記者会見が行われました。

会見では、原告番号8番の女性が、法廷で意見を述べた際にとても緊張したことなどを説明しました。被告企業の意見陳述を聞いた感想について質問を受けると、「私たちには治療法も何もなくて、たくさん困っているのに、私たちのことを何もわかってくれていない。悔しい思いがした。」と率直な心情を語っていました。

次回の九州訴訟は平成29年3月22日午後2時30分開廷です。引き続きご支援下さい。

1月11日は九州訴訟第2回期日です。

1月11日は九州訴訟第2回口頭弁論期日です。
当日の予定は次のとおりです。是非傍聴にお越し下さい。

 

■HPVワクチン薬害九州訴訟第2回口頭弁論期日

 

平成29年1月11日(水)

場所:福岡地方裁判所

 

【当日の予定】
午後1時~ 裁判所前集会(福岡地裁正門前)
午後1時25分ころ 傍聴抽選リストバンド交付(裁判所2階)
午後1時50分ころ 抽選発表・入廷
午後2時30分~午後3時30分 口頭弁論期日
 原告本人による意見陳述
 原告代理人弁護士による意見陳述 など
午後4時 報告集会

午後4時30分 記者会見

 

※報告集会・記者会見会場

 大手町パインビル2階会議室
 福岡市中央区大手門1-1-12

九州訴訟第1回期日が開かれました

期日後記者会見の様子
期日後記者会見の様子

HPVワクチン薬害訴訟で全国初となる口頭弁論が、9月28日に福岡地方裁判所で行われました。


裁判所前で行われた集会には雨が降りしきる中、100名以上の被害者・支援者の方々が集まって、次々と応援のメッセージを述べ、薬害肝炎全国原告団からの寄せ書きも披露されました。

法廷は午後2時30分から開始され、傍聴席は、抽選で傍聴券を入手した傍聴者で埋め尽くされました。

 

原告側からは、弁護団長の小林洋二弁護士が訴訟の意義と目的を述べ、柳優香弁護士は、このワクチンが必要性・有効性・危険性のバランスを欠いたものであったことを陳述しました。

 

また、原告の梅本美有さんともう1名の原告が、深刻な被害実態と将来への不安を語り、治療体制の確立を含めた被害の救済を求めました。


「国や製薬企業は被害に目を背けないで」
「治療体制を確立して、ワクチンを接種する前の身体を返してほしい」

 

裁判官や国、製薬企業担当者を前に、原告本人が語った言葉に、法廷中が聞き入りました。

 被告国、MSD、グラクソスミスクライン社はいずれも請求の棄却を求めています。

 

法廷終了後は、記者会見に続き、報告集会が行われ、ここでも暖かい応援の言葉をたくさんいただきました。

次回以降も傍聴・ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

裁判所前集会で挨拶する九州弁護団小林洋二代表
裁判所前集会で挨拶する九州弁護団小林洋二代表
薬害肝炎全国原告団からの応援メッセージ
薬害肝炎全国原告団からの応援メッセージ
雨の中、応援メッセージを述べる薬害肝炎全国原告団九州支部の小林邦丘さん
雨の中、応援メッセージを述べる薬害肝炎全国原告団九州支部の小林邦丘さん
裁判所前に詰めかけた報道陣
裁判所前に詰めかけた報道陣
報告集会の様子
報告集会の様子

九州訴訟の今後の予定

 

九州訴訟の次回期日が以下のとおり指定されましたので、お知らせします。

 

  2017/01/11 九州訴訟第2回口頭弁論(14:30-@福岡地裁)

 

是非傍聴にご来場下さい。

 

【2017/01/09追記】

当日の詳しい案内はこちらからご覧下さい。

9月28日九州訴訟期日の傍聴要領について

9月28日(水)14:30から予定されております第一回口頭弁論期日について詳細をお知らせいたします。(以前のお知らせはこちらからどうぞ)

 

【当日の予定】
13:00 裁判所門前にて門前集会
13:25〜13:45頃 裁判所別館前にて傍聴抽選のためのリストバンド交付
13:55頃 抽選結果発表
14:30〜15:30 口頭弁論期日
16:00 記者会見
16:30頃 報告集会(大手門パインビル2階会議室)

傍聴ご希望の方は、13:40までに福岡地裁別館前のリストバンド交付場所へお越しください。

当日は、原告本人2名が、HPVワクチン副反応の苦しみや裁判に対する思いを語ります。
また、弁護士2名が、この裁判の意義や基本的な知見について意見を述べます。

多くの方にご参加いただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

九州訴訟 第1回口頭弁論期日のご案内

九州訴訟の第1回口頭弁論期日が下記の日程で行われます。
当日は、弁護士によるこの訴訟の意義や訴状の要旨についての意見陳述、原告本人の意見陳述が予定されております。是非傍聴にお越しください。
なお傍聴希望者が多数になった場合には抽選になりますので、予めご了承ください。

  • 日時:平成28年9月28日(水)14時30分〜15時30分
  • 場所:福岡地方裁判所 301号法廷
    • 福岡市中央区城内1-1(市営地下鉄空港線赤坂駅2番出口から徒歩5分)

当日は13時10分より門前集会、期日終了後に記者会見と報告集会を予定しております。


2016/09/23 追記

当日の傍聴要領などの詳細を公開しました。こちらから御確認下さい。

福岡地裁に提訴

2016年7月27日、福岡地方裁判所に13名の原告が提訴しました。
記者会見では被害者本人や家族が、自分のことばで被害を語りました。
これから裁判が始まりますが、ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。


過去の記事はこちらから確認できます。