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2025年7月16日に期日が開かれますのでお知らせいたします。
次回期日は、心療内科の本郷道夫氏に対する反対尋問期日です。
前回は被告側の弁護士との一問一答でしたが、今回は原告側の弁護士との一問一答で、被告側の主張の問題点を明らかにします。
次回が最後の被告側専門家証人の尋問です。
ぜひ、傍聴(抽選があります)・報告集会にお越しいただき、ご支援ください。
日時:2025年7月16日(水)11時00分~17時00分 @福岡地方裁判所
※当日は傍聴券の抽選があります。
10時15分に抽選がおこなわれますので、10時15分までに傍聴整理券をもらってください。
傍聴整理券は9時45分から10時15分まで配布されます。
配布場所は裁判所南側ロータリー付近です。
※今回門前集会はおこないません。
※抽選に外れてしまったみなさま向けに、裁判所となりの弁護士会館2階大ホールにて法廷外企画を実施します。
※期日後、報告集会を予定しておりますので、そちらにもぜひご参加ください。
(場所:弁護士会館2階大ホール)
また、報告集会はzoomでも配信いたします。
<今後の予定>
10月20日(月) 原告7番・17番 本人尋問
10月の期日は、最後の本人尋問です。
原告7番さん、17番さんが裁判所に自らの被害を訴えます。
傍聴席をいっぱいにして、彼女たちにエールを送りましょう!
ぜひ、今から予定を確保しておいていただければ幸いです。
2025年4月16日(月)午前11時から、HPVワクチン薬害九州訴訟の口頭弁論期日が開かれました。
4月に裁判長が交代となりました。
1月27日に被告側GSKが証人申請をし専門家証人として証言した脳血流SPECTの専門家である畑澤順氏に対する原告側からの反対尋問が行われました。
畑澤証人は主尋問で、原告らが提出した脳血流SPECT検査結果では異状が認められないなどと述べられていました。
これを受けて、弁護団の岡田佳那美弁護士、前田牧弁護士、中西一裕弁護士が、畑澤証人に対して畑澤証人に対して、一問一答の反対尋問を行いました。
反対尋問では、畑澤証人はHPVワクチンの副反応被害を訴える患者の診察例はないこと、脳血流SPECT画像を確認したのは被告GSKから提供を受けた原告3~4名分であることが明らかとなりました。
弁護団からは脳血流SPECT検査が脳血管障害、認知症、てんかん以外の脳疾患の診断においても有用であり実際に新型コロナ感染後遺症、ハンチントン病などの診断に活用されていること、研究途上の疾患群についての臨床データの蓄積過程で脳血流SPECTが有用であること、証人の反論を踏まえても原告の脳血流SPECTの報告の信用性には問題がないことなどを指摘しています。
畑澤証人も、脳血管障害、認知症、てんかん以外では実臨床で脳血流SPECTが行われることは基本的にはないと意見書に記載していたところ、病態解明を目的とする研究で脳血流SPECTが有用であることを認めていました。
他方で、畑澤証人は、尋問のなかで聞かれていないことを答え、原告側で提出した論文の共著者の専門領域について誤認した発言などもありました。新型コロナ感染後後遺症の病態解明のために広くSPECTが行われている事実を認めず、またSPECT検査の保険適応の範囲・実情について独自の見解を繰り返し述べていました。
弁護団としては、畑澤証人の反対尋問を経て、畑澤証人の証言内容からしても、原告がHPVワクチン接種後副反応症状を発症したことは否定されるものではないと確信しました。
裁判期日終了後には、福岡県弁護士会館にて報告集会が開かれ、たくさんの支援者の方にご参加いただきました。
報告集会のなかでは、地元の市議会議員である森あやこ議員、長野さとし議員らが、身体に取り入れるワクチンについては副反応も含め、正しい情報を届けることが重要であると応援のメッセージをいただきました。
また、薬害肝炎原告団の出田妙子さんからは、原告を招いた勉強会を開催したことの報告があり、男子へのHPVワクチンの接種の動きについては阻止しなければならないとの訴えがありました。
原告からも、畑澤証人に対して、医学は研究の積み重ねで確立していくもので畑澤証人のようにただ批判するだけの姿勢でよいのか、高嶋先生のような目の前の患者を治療しようとする姿勢があるべき専門家の姿勢ではないのかとのコメントがありました。
また翌週の4月21日(月)午後2時からは、被告側MSDが証人申請した自律神経障害の専門家であり心療内科の本郷道夫氏の主尋問が行われました。本郷証人は、原告の25名分の医療記録を見たところ原告らに神経学的な異常はみられなかった、既知の疾患名で診断することができる、原告らの症状の原因をHPVワクチンと考えることはできないといった証言がありました。
期日終了後に開かれた報告集会では、期日を傍聴した原告や原告の家族から実際に遊びに出かけることができているように見えても症状で制限されたり準備を要していることや、治療効果などを踏まえて本郷証人の証言のおかしさについていくつも疑問が呈されました。
他にも、キャッチアップ接種者に対する葉書が届いて悔しかった、副反応被害のため成人式に参加できなかった子がいたということを聞いて自分たちの行動を広げていかないと新たな被害者を生んでしまうなどのお話もなされました。
各地での副反応被害の勉強会の開催、裁判を記録した上映会の開催、大分ではHPVワクチン副反応被害をテーマにした演劇の上演予定など支援の輪が広がっていることに励まされます。
次回の期日では、弁護団より、本郷証人に反対尋問を行い、本郷証人の証言の誤りを明らかにしたいと思います。
次回の九州期日は7月16日(水)11時~本郷証人の反対尋問です。引き続きご支援のほどよろしくお願いします。
<九州訴訟の今後の予定(2025年)>
7月16日(水)11時~ 被告側専門家本郷証人・反対尋問
10月20日(月)14時~ 原告本人尋問
~期日後報告集会の様子~
2025年4月は2回期日が開かれますので、併せてお知らせいたします。
1回目は、4/14(月)11時〜
SPECTの専門家である畑澤順氏に対する反対尋問期日です。
前回は被告側の弁護士との一問一答でしたが、今回は原告側の弁護士との一問一答で、被告側の主張の問題点を明らかにします。
2回目は、4/21(月)14時〜
心療内科の本郷道夫氏に対する主尋問期日です。
被告側弁護士との一問一答により、ガーダシル接種後の副反応を訴えている原告らの症状について、思春期心身症であると証言するのではないかと思われます。
被告側専門家証人の尋問もいよいよ中盤に差し掛かってきました。
ぜひ、傍聴(抽選があります)・報告集会にお越しいただき、ご支援ください。
1回目
日時:2025年4月14日(月)11時00分~17時00分 @福岡地方裁判所
※当日は傍聴券の抽選があります。
10時15分に抽選がおこなわれますので、10時15分までに傍聴整理券をもらってください。
傍聴整理券は9時45分から10時15分まで配布されます。
配布場所は裁判所南側ロータリー付近です。
※今回門前集会はおこないません。
※抽選に外れてしまったみなさま向けに、裁判所となりの弁護士会館2階大ホールにて法廷外企画を実施します。
※期日後、報告集会を予定しておりますので、そちらにもぜひご参加ください。
(場所:弁護士会館2階大ホール)
また、報告集会はzoomでも配信いたします。
2回目
日時:2025年4月21日(月)14時00分~16時15分 @福岡地方裁判所
※当日は傍聴券の抽選があります。
13時15分に抽選がおこなわれますので、13時15分までに傍聴整理券をもらってください。
傍聴整理券は12時50分から13時15分まで配布されます。
配布場所は裁判所南側ロータリー付近です。
※今回門前集会はおこないません。
※抽選に外れてしまったみなさま向けに、裁判所となりの弁護士会館2階大ホールにて法廷外企画を実施します。
※期日後、報告集会を予定しておりますので、そちらにもぜひご参加ください。
(場所:弁護士会館2階大ホール)
また、報告集会はzoomでも配信いたします。
<今後の予定>
7月16日(水) 本郷証人 反対尋問
10月20日(月) 原告7番・17番 本人尋問
10月の期日は、最後の本人尋問です。
原告7番さん、17番さんが裁判所に自らの被害を訴えます。
傍聴席をいっぱいにして、彼女たちにエールを送りましょう!
ぜひ、今から予定を確保しておいていただければ幸いです。
2025年1月20日(月)、福岡地方裁判所で、被告GSKが尋問を申請した園生雅弘(そのうまさひろ)証人の反対尋問期日が開かれました。去年の10月7日の園生証人の証言内容を踏まえ、原告側代理人が尋問を行いました。
裁判前、この日も、多くの方から寄せられた「被害者に寄り添った早期の公正な判決を求める要請書」の署名を原告さんが裁判所に届けました。この日の署名は、ネット署名も含め996筆。これまでの合計が22163筆とのことでした。沢山の支援に感謝申し上げます。
9時50分から傍聴券交付の開始、11時から16時半までの期日、その後期日後報告集会と、1日がかりのスケジュールであるにもかかわらず、九州各地を含む全国から多くの方にお集まり頂きました。
この日を皮切りに全国4地裁の訴訟で実施される合計12人の専門家証人の反対尋問が始まりました。
一般に、反対尋問は、主尋問でなされた証言の信用性を減殺するために行われます。
主尋問と違い、証人と事前に打ち合わせをすることはできませんので、弁護団は尋問に対する園生証人の回答を想定しつつ、尋問事項を作成し期日に臨みます。尋問担当者である富永悠太弁護士(ちくし法律事務所)、緒方枝里弁護士(九州合同法律事務所)を中心に、約半年間、裁判の証拠として提出された園生証人の論文はもちろん、関連する様々な文献にあたって議論が重ねられ、綿密な準備がすすめられました。
園生証人からは、尋問に対して単に回答をするのではなく、尋問や示した文献に対する詳細な意見、反論にあたるような質問が出されるなど、見ていてハラハラする場面もありましたが、富永弁護士、緒方弁護士は、これに動じることなく冷静に対応されました。
園生証人の反対尋問によって、園生証人はHPVワクチンの副反応被害について2例の診察経験があるのみであること、FNDの診断基準には限界があること、原告らの副反応症状はFNDの症状とは異なるものであることなどが明らかになりました。
裁判所の左陪席からは、園生証人が実際に診察をしたHPVワクチン副反応被害を訴える患者について、当時の症状やワクチンとの因果関係を否定した根拠などの質問がありましたが、いずれも具体的な回答はなされませんでした。裁判所も同様に園生証人の証言がHPVワクチン副反応被害を否定するものではないとの心証を抱かれたのではないかと思いました。
期日終了後に、福岡県弁護士会館で開かれた報告集会では、富永弁護士より、反対尋問で得られた成果として①FNⅮの診断基準は、原告らの副反応被害とは関係がないこと②昨年出された髙嶋医師の論文に対して核心をついた反論はなされなかった③FNDには、原告らの副反応被害はみられないことを確認できたと説明がなされました。
また、緒方弁護士からは、大変な準備だったが努力が報われてよかったとの発言があり、大きな拍手が送られていました。
富永弁護士、緒方弁護士の尋問について「かっこよかった」「略語などが多用されていたが、弁護士さんがすごくよく勉強されていると思った」「これからいよいよ真実が明らかにされるのではないかと確信をもった」といった感想がありました。
原告さんは、園生証人の反対尋問について、裁判では、FNDの基準について述べられただけで、私たちのことは何も話していない。何の裁判をやっているのかという気持ちになった、お話されました。
その他、隈本邦彦さん(支援ネットワーク)、梶山さん(支える会山口)、山崎さん(支える会大分)、わたなべさん(支える会沖縄)、澤さんなどたくさんの支援の方にご発言いただきました。支援のつながりで初めてご参加いただいた田頭さん、大分県教職員組合の方などにもご発言いただき、大変心強く思いました。
次回の九州訴訟期日は1月27日(月)、被告側専門家証人畑澤順氏の主尋問期日です。ぜひご参加下さい。
引き続きご支援のほどよろしくお願いします。
<九州訴訟の今後の予定(2025年)>
4月14日(月)11時~ 被告側専門家証人・反対尋問
4月21日(月)14時~ 被告側専門家証人・主尋問
~期日後報告集会の様子~
2025年1月は2回期日が開かれますので併せてお知らせいたします。
1回目は1月20日(月)11時より、被告側専門家証人尋問(反対尋問)が、2回目は1月27日(月)14時より、被告側専門家証人尋問(主尋問)が開かれます。ぜひ、傍聴(抽選があります)・報告集会にお越しいただき、ご支援ください。
1回目
日時:2025年1月20日(月)11時00分~17時00分 @福岡地方裁判所
※当日は傍聴券の抽選があります。
10時15分に抽選がおこなわれますので、10時15分までに傍聴整理券をもらってください。
傍聴整理券は9時45分から10時15分まで配布されます。
配布場所は裁判所南側ロータリー付近です。
※今回門前集会はおこないません。
※抽選に外れてしまったみなさま向けに、裁判所となりの弁護士会館2階大ホールにて法廷外企画を実施します。
※期日後、報告集会を予定しておりますので、そちらにもぜひご参加ください。
(場所:弁護士会館2階大ホール)
また、報告集会はzoomでも配信いたします。
2回目
日時:2025年1月27日(月)14時00分~16時00分 @福岡地方裁判所
※当日は傍聴券の抽選があります。
13時15分に抽選がおこなわれますので、13時15分までに傍聴整理券をもらってください。
傍聴整理券は12時50分から13時15分まで配布されます。
配布場所は裁判所南側ロータリー付近です。
※今回門前集会はおこないません。
※抽選に外れてしまったみなさま向けに、裁判所となりの弁護士会館2階大ホールにて法廷外企画を実施します。
※期日後、報告集会を予定しておりますので、そちらにもぜひご参加ください。
(場所:弁護士会館2階大ホール)
また、報告集会はzoomでも配信いたします。
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