九州訴訟

九州訴訟の次回期日は、2020/07/20(月)午後2時~です。


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新着記事

2020年4月27日九州訴訟期日の延期のお知らせ

HPVワクチン薬害九州訴訟へのご支援を賜り、ありがとうございます。

2020年4月27日(月)に予定されておりました九州訴訟第15回期日については、今般の新型コロナウイルスに関する状況を考慮して、開催しないことになりました

これに伴い、予定されていた報告集会等、当日の全てのイベントにつきましても中止させていただくこととなりました。

直前のご案内となり恐縮ですが,4月27日の裁判期日・イベントへのご参加を予定されていた方はどうかご留意下さい。また、是非次回以降の裁判期日・イベントへのご参加をよろしくお願いいたします。

原告団・弁護団は一刻も早い解決を目指しております。今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。

九州訴訟の次回期日は2020年7月20日(月)午後2時です。
ぜひ傍聴にお越しください。

「夢や大切な友人までも失った」「被害者は私ではなく家族全員」~HPVワクチン薬害九州訴訟第14回口頭弁論

 冷気が極まって最も寒さがつのるとされる大寒の日。HPVワクチン薬害九州訴訟の一日は、ポケットティッシュ配りからスタートしました。

 天神パルコ前には、原告とその家族、弁護団のあわせて18名が参加し、街行く人にポケットティッシュを配りながら裁判への支援を呼びかけました。

 わざわざ立ち止まって受け取ってくださる方が多く、250個用意したポケットティッシュはわずか15分ほどでなくなりました。

 その後行なわれた福岡地方裁判所の門前集会には、原告とその家族、弁護団、支援の方々の60名を超える方々が駆けつけました。

 集会ではリレートークが行なわれ、HPV薬害訴訟九州訴訟支える会・沖縄の世話人であるわたなべゆうこさん、薬害スモン訴訟原告の草場佳枝さん、薬害肝炎訴訟の原告さん、支える会代表で薬剤師の猿渡圭一郎さんから、それぞれ連帯のあいさつがありました。

わたなべゆうこさん(HPVワクチン薬害訴訟を支える会・沖縄)
わたなべゆうこさん(HPVワクチン薬害訴訟を支える会・沖縄)
草場佳枝さん(薬害スモン訴訟原告)
草場佳枝さん(薬害スモン訴訟原告)

「裁判をすることを恥ずかしがる必要はない。悪いことをしているわけではないので、プライドを持って闘いましょう。」
 草場さんの、どんよりとした雲を吹き飛ばすような力強いメッセージが非常に印象的でした。

HPVワクチン薬害訴訟を支える会九州の猿渡圭一郎共同代表
HPVワクチン薬害訴訟を支える会九州の猿渡圭一郎共同代表

 こうした暖かいメッセージに支えられて、九州訴訟原告団代表の梅本邦子さんが、この裁判を勝ち抜いていく強い決意を固めていることを、来場者に伝えました。

梅本邦子さん(HPVワクチン薬害訴訟九州原告団代表)
梅本邦子さん(HPVワクチン薬害訴訟九州原告団代表)

 リレートークを終えると、「取り戻そう!少女たちの未来を」と書かれた横断幕を先頭に、福岡地方裁判所に向かって入廷行動を行ないました。

 この一歩一歩が、原告の思いが裁判所に届く瞬間につながっているはずだ。そう信じて、みんなで進みました。

 福岡地方裁判所1階の101号法廷。
 原告側、被告側ともに、三列用意された椅子に弁護士がびっしりと座り、傍聴席にはたくさんの傍聴者が開廷を待ちました。
 真っ黒の法服に身を包んだ裁判官3人が入廷すると、法廷にピリッとした空気が流れました。
 裁判官席の脇に置かれた事件ファイルは、移動式のラック2台分、数十冊にのぼります。事件ファイルの分厚さが、これまでの闘いの道程の険しさを物語っています。また、事件ファイルには付箋がびっしりと付けられている様子で、3人の裁判官がこの事件について真剣に向き合ってくれているのだと感じました。

 残念ながら、意見陳述を予定していた九州原告24番さんは、体調不良のため期日に参加することがかないませんでした。自らの思いを裁判官に伝えるための唯一の場である法廷にすら出てくることができないという事実が、HPVワクチンによる副反応被害の深刻さを物語っています。

報告集会で、代読した九州24番さんの意見陳述の内容を解説する佐川民弁護士
報告集会で、代読した九州24番さんの意見陳述の内容を解説する佐川民弁護士

 法廷では、佐川民弁護士が、24番さんの意見陳述書を代読しました。
 アイスピックで頭を刺されるような激しい頭痛。言葉がまとまらなかったり、名前が思い出せなかったり、大好きだった化粧の仕方も分からなってしまうといった記憶障害。あまりに酷い症状は、24番さんが母親に対して首を切って楽にしてほしいと頼んでしまうほど、深刻なものでした。

 24番さんは、希望する地元の高校への進学は諦め、通信制の高校に進学しましたが、別の高校に進学した幼なじみから、入学式で新しい友達と写っている写真がSNSで送られてきました。24番さんは、自分だけ取り残されてしまっていることにショックを受け、携帯電話に登録していた友人の連絡先を全て消去してしまいます。
 健康な体だけでなく、夢や大切な友人までも失ってしまう非常に厳しい現実。今日もまた一つ、HPVワクチンによる副反応被害の実態が明らかとなりました。

報告集会で弁護団意見陳述の内容を解説する緒方枝里弁護士
報告集会で弁護団意見陳述の内容を解説する緒方枝里弁護士

 続いて、緒方枝里弁護士より、原告の症状が心因性でもなく精神疾患でもないことを説明する意見陳述が行なわれました。

 この意見陳述では、原告らのような重篤な副反応被害に苦しむ患者を数多く診察してきた国内の医師らの見解を引用しながら、原告の実際の症状を見たわけでもないのに精神疾患等と決めつける被告企業の主張の説得力の乏しさを、公開の法廷で浮き彫りにすることができたと思います。

 福岡県弁護士会館2階ホールに場所を移して行なわれた報告集会には、大勢の方から、法廷の感想や連帯の挨拶をいただきました。

讃井さちこ北九州市議会議員(ふくおか市民政治ネットワーク)
讃井さちこ北九州市議会議員(ふくおか市民政治ネットワーク)
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来年1月20日はHPVワクチン薬害九州訴訟第14回口頭弁論期日です

■日時:2020年1月20日(月)14時~15時30分

 

■場所:福岡地方裁判所101号法廷

 福岡市中央区六本松4丁目2番4号

 (市営地下鉄六本松駅から徒歩約3分)

  ※裁判所が移転しました。ご注意下さい。

 

■サポーター・傍聴希望者集合

 

○時刻:13時10分(裁判所門前応援リレートーク開始時刻)

 

○場所:福岡地方裁判所前

  • 傍聴案内ダウンロードはこちら
  • 当日は、原告と弁護団からの意見陳述等が予定されています。是非傍聴にお越し下さい。
  • 傍聴者が多く法廷に入りきらない場合には先着順になりますのでご了承ください。
  • 裁判終了後は、15時30分頃から福岡県弁護士会館(裁判所から徒歩30秒)にて、報告集会を予定しています。こちらも併せてご参加下さい。
【当日のスケジュール】
13:10  裁判所正門前で門前集会(リレートーク)
 14:00  第14回口頭弁論期日開始(~15:30ころ)
15:30頃 報告集会開始
   (場所:福岡県弁護士会館 福岡市中央区六本松4丁目2番5号
ダウンロード
HPVワクチン薬害九州訴訟第14回期日傍聴案内
200120 kyushu14th.pdf
PDFファイル 595.0 KB

11月17日に北九州で勉強会「知っていますか?子宮頸がんワクチン薬害を」を開催します

 2019年11月17日、HPVワクチン薬害九州訴訟原告団の代表である梅本邦子さんが、HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)の学習会を開催します。ぜひご参加ください。

 チラシはこちらからダウンロードできます。

 


 

勉強会
知っていますか?子宮頸がんワクチン薬害を
~被害者とその家族から聞く~

 数年前、多くの中高生が子宮頸がんワクチンを接種しました。

 その後、頭痛や関節痛など体中に激しい痛み、痙攣や記憶障害などの症状が現れるようになりました。
 症状を訴えている人には「心の問題だ」「思春期特有の症状だ」「気のせいだ」と、厚生労働省やワクチンを製造販売した海外の製薬会社は言い、ワクチンを売り続けています。

 子宮頸がんワクチンは他のワクチンに比べ副作用出現率が突出しています。現在治療方法が分からない状態が続き、健康被害は治っていません。
 なぜ彼女たちが被害にあったのか、当事者やご家族のお話しを聞きながら、その経緯と問題を考えたいと思います。

日時

2019年11月17日(日)

13:30~15:30

(13:00受付開始)

 

場所

ウェルとばた 8階81会議室
   (北九州市戸畑区汐井町1-6 JR戸畑駅 徒歩1分)

 

参加費無料・事前申込み不要

 

お問い合わせ 

全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会

福岡支部代表 梅本

090-2517-8091

 

会場地図


ダウンロード
ご案内:勉強会「知っていますか?子宮頸がんワクチン被害を」
191117 kitakyushu.pdf
PDFファイル 270.7 KB

米国被害者遺族、エミリー・ターセルの闘い~HPVワクチン薬害九州訴訟第13回期日より

 2019年10月16日、福岡地方裁判所で、HPVワクチン薬害九州訴訟第13回口頭弁論期日が開かれました。

 開廷前には、秋晴れの空の下、裁判所正門前において門前集会を行いました。

 遠路傍聴にお越し下さった、大分HIV訴訟を支える会/大分ともに歩む会の山崎兼雄さんからは、大分でもHPVワクチン被害者を支える会を立ち上げて、この訴訟を支援していきたいとの心強いメッセージをいただきました。

 大阪弁護団の小山優子弁護士は、アメリカ視察によって世界にも多くの被害者がいるが声をあげられない人が多いことがわかった、私たちの頑張りで世界の被害者も救われるので頑張っていきましょうと挨拶しました。

 また、薬害肝炎訴訟の原告の方からは、自分たちも周囲から支えられて今日がある、支援をこれからも頑張るぞ!との力強い言葉をいただきました。

 法廷では、まず、九州弁護団の小出真実弁護士より、米国のHPVワクチン薬害の被害者遺族である、エミリー・ターセルの陳述書の内容を口頭で説明しました。

  2008年6月、米国メリーランド州在住の女子大学生であったクリスティーナ・ターセルは、ガーダシルの接種後から不整脈を生じるようになり、3回目の接種を受けた18日後に21歳で死亡しました。
 クリスティーナは、高校・大学を通じて成績優秀で、大学ではスタジオアートを専攻し、野球やテニスなどをプレーする活発な女性でした。ワクチン接種前は健康に問題はなく、運動競技に参加する際の検査でも心機能の異常を指摘されたこともありませんでした。

 しかし2007年11月に2回目のガーダシルの接種を受けた後に心電図検査で異常が指摘され、関節痛も訴えるようになりました。

 そして2008年6月の3回目の接種の後は強い疲労感や、めまい、立ちくらみといった症状を訴えるようになり、18日後にはベッドで死亡した状態で発見されました。

 こうしたクリスティーナの死に関する経緯は、米国内において昨年9月に出版された『The HPV Vaccine on Trial』という書籍においても、詳しく紹介されています。

 クリスティーナの母であるエミリーは、米国のワクチン健康被害補償プログラム制度(VICP)の下で米国保健福祉省を相手とした補償請求を連邦請求裁判所に提起しました。その後8年にわたる審理を経て、昨年8月には裁判所が死因はガーダシルの副反応であることを認定し、その判断が確定しました。訴訟の過程では著名な免疫学者や循環器内科医らが、ガーダシルと致死性不整脈との関係を医学的に説明しています。

 エミリーはVAERSという副作用報告システムに対してクリスティーナの死を報告しましたが、食品医薬品局(FDA)や保健福祉省の疾病予防管理センター(CDC)は十分な調査を行おうとしませんでした。

 また、ガーダシルの製造販売を行ったメルク社は、クリスティーナの死因はウイルス感染によるものであるとVAERSに報告していましたが、エミリーが調査したところ、病院関係者からは、ウイルス感染が死因だとメルク社に説明したことはないという回答が戻るなど、死因がウイルス感染とされた経緯は全く不明のままでした。しかしその後もメルク社は報告内容を訂正していません。

 弁護団からは、こうした経緯を報告したエミリーの陳述書に基づき、VAERSに集積された情報が不正確なものであることを説明し、VAERSに集められた情報には信頼性が欠けており、これらを根拠とする被告らの反論は信用に足らないものであることを指摘しました。

 続いて九州弁護団の佐川民弁護士が、緊急促進事業を開始した当時、被告国がHPVワクチンの危険性を十分認識していたことについて説明を行いました。

 実は、緊急促進事業によってHPVワクチンの接種が積極的に勧められる前の時点で、すでに海外の主要なメディアにおいては、このワクチンの安全性に対する様々な疑問が報じられていました。とりわけアメリカでは、上記のクリスティーナの死亡例をはじめとする多数の重篤な副反応症例が報告されたことによって、先行して社会問題化していたのです。

 

 さらに日本国内でも、サーバリックスの市販開始直後の半年間の調査で、30例のHPVワクチン接種後の重篤な副反応症例が発生したことが判明していました。

GSK社作成「サーバリックス市販直後調査最終報告」p.1より抜粋。市販直後の半年で30例の重篤例が発症していました。
GSK社作成「サーバリックス市販直後調査最終報告」p.1より抜粋。市販直後の半年で30例の重篤例が発症していました。

 これは接種100万人あたりでは約272人という頻度であり、他のワクチンに比べて桁違いの値です。

同報告書p.3より(同報告書に記載された副反応種類別件数一覧の一部です)
同報告書p.3より(同報告書に記載された副反応種類別件数一覧の一部です)

 また、症状からの回復を確認できない副反応症例が一定数存在していることも報告されており、被接種者の訴える症状が一過性の副反応に過ぎないと説明できる状況にはないことも明らかとなっていました。

 このように、サーバリックス市販開始後の日本国内の情報だけでもHPVワクチンの危険性は明白であったのに、こうした内外の情報を無視して緊急接種促進事業を進め、さらには定期接種に組み込んでいった被告国が、被告GSK・被告MSDとともに重篤な副反応被害について責任を負うべきであることは明らかです。

 期日終了後に弁護士会館内で開催した報告集会では、多数の支援の方から、原告とその家族に向けた、暖かく、そして力強い励ましの言葉をいただきました。

 こうした応援の声に応えるように、参加した原告らも、自身の被害状況や法廷の様子についての感想などを、自分の言葉で語りました。

 ある原告は、この日の被告MSDの意見陳述に対する感想として、自分を一生懸命治療をしてくれている先生のことを悪く言われるのが本当につらかったと、時折涙で言葉を詰まらせながら、その悔しさを来場者に語りました。

 その姿に対し、薬害スモンの原告である草場佳枝さんは、自分たちも裁判では人格を否定されることを言われ続けつらかったが、それでも毎回裁判に出ていって頑張れたのは支援して下さる方がいたからだ、一緒に頑張って行きましょうと、あたたかく励まして下さいました。

 集会の最後には、九州原告1番の母である梅本邦子(九州原告団代表)から、今年11月17日の午後1時30分から、北九州市内で、勉強会「知っていますか?子宮頸がんワクチン薬害を~被害者とその家族から聞く~」を開催することをご案内しました。会場は、ウェルとばた8階81会議室(北九州市戸畑区汐井町1-6)です。詳細をこちらからご覧いただき、是非ご参加下さい。

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