九州訴訟


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4月4日支援集会が開催されます@福岡市

4月4日(土)にHPVワクチン薬害九州訴訟の支援集会が開催されます。

オンラインでも参加可能です。

是非、ふるってご参加下さい!

 

HPVワクチン薬害九州訴訟支援集会

●日時 2026年4月4日(土)14時00分~15時30分

●場所 エルガーラホール7階中ホール(福岡市中央区天神1-4-2 )

●申込 こちらから(事前にご登録をお願いいたします)

●主催 HPVワクチン訴訟を支える会・九州・大分・沖縄・山口・宮崎

●お問い合わせ先 はかた法律事務所(092-409-8333) 

九州訴訟の裁判期日(10月)が開催されました(原告本人尋問)

20251020()午後、福岡地方裁判所で、九州訴訟の期日が開かれました。

当日が、九州訴訟最後の公開法廷ということで、多くの原告・原告ご家族、支援者が裁判所に集まりました。定員を超える約100名の方の裁判傍聴希望があったため抽選が行われ傍聴席が満席となりました。

 たくさんの傍聴人が見守るなか、ガーダシルを接種した原告、サーバリックスを接種した原告2名の尋問が行われました。  

原告番号17番Aさんは、弁護団の佐川弁護士の質問に答える形で、HPVワクチン接種前の生活状況、家族関係、接種後に出現した症状などについて語りました。

Aさんは中学校2年生のときにガーダシルを2回接種し、その3か月後から腹痛、吐き気、下痢などの症状が現れました。

将来演劇の世界で俳優になりたいと演劇部に所属し主役に抜擢されるなど練習に励んでいたAさんでしたが、体調が悪く起き上がれないなど、中学校3年生のときにはほとんど学校に行けなくなり、高校1年生のときには通信制高校に転校せざるをえませんでした。

心療内科への通院では症状は改善しなかったものの、ステロイドパルス療法、免疫吸着療法を受けて頭痛の改善や、膝を曲げて歩くことができるようになったなど症状の改善を認めました。

現在は治療を続け、非正規の事務職員として勤務する生活を送っていますが、症状のために頻繁に休みをとらざるを得ない状況です。

Aさんは、佐川弁護士から、裁判への思いを聞かれると、夢を追いかけるスタートラインにも立てなかった、脳の検査などで異常な数値が出ているのに心の病と言われるのは理不尽であると訴え、今も副反応の症状で苦しみ治療にすらたどり着けない人のために治療体制の確立をお願いしたいと伝えました。

被告MSDの弘中弁護士による反対尋問は、これまでと同様、カルテに現れた断片的な記載を原告に示して、HPVワクチン接種前には慢性胃炎などと診断されていたのではないか、接種前から全身の筋肉痛もあったのではないか、家庭環境に原因があったのではないかと指摘する質問をしていましたが、Aさんは、接種前の症状と接種後の症状は違った、家族関係も良好であったと丁寧に答えていました。反対尋問はかえって、接種後の副反応症状との因果関係を否定する事情は見当たらないとの印象を与えるものでした。

原告番号7Bさんは、弁護団の力久弁護士の質問に答える形で、HPVワクチン接種前に夢に向かって勉強に励んでいたこと、接種後に出現した症状などについて語りました。

Bさんは、中学校2年生のときにサーバリックスを3回接種しました。

すでにシステムエンジニアになるという夢を持ち、行きたい高校を目指し勉強に励んでいるときでした。

激しい頭痛や起きることができないといった症状が続いて志望校に受からなかったときや高校を中退するときにも大学までに体調を整えようと前向きな気持ちであったが、箸でご飯を食べる、お風呂に1人で入るなど当たり前のことが出来なくなったときには、その日を生きるのに精いっぱいで将来のことを考えることができない状態だったとお話をされました。 

現在の思いを尋ねられると、血液浄化療法を受けたことで症状が改善し、美容専門学校に入学するまでに至ったが奇跡のように思える、ワクチン接種後の13年間は長かったが感謝の気持ちや人を大事にするとか有意義な時間だったと思いたいとの本来のBさんらしい前向きな発言があり、傍聴席には涙をぬぐう人の姿もありました。

被告GSKの山田弁護士による反対尋問は、MSDと同様、カルテの断片的な記載をいくつも示して、Bさんの副反応症状は心因性のものであることを示そうとするものでした。これに対して、Bさんは、そのときに主治医に説明した内容を改めて詳細に説明するなどしました。

二人の本人尋問では、現在も、同じように体調不良で苦しんでいる副反応被害者のために治療法や治療体制の確立を求めたいという二人の強い思い、原告の願いが、正しく裁判所に届けられたのではないかと思います。

 傍聴できなかった方を対象とした法廷外企画もとても充実したものでした。 

期日終了後に開かれた報告集会では、改めてAさん、Bさんの本人尋問に込めた思いを話してもらいました。

内科医である梶山さんからは、カルテの記載に関して、医師としては、薬を処方するためには特定の診断名を記載しなければならず、接種前のカルテ上診断名がついていたとしても実際にはそうでないこともありうるとの解説がありました。

報告集会で発言いただいた、梶山さん、隈本さん、大分県教職員組合をはじめとする支援者の方々とともに、弁護団としてもこれから判決に向けて、改めてHPVワクチン薬害の被害について多くの人に知ってもらい支援をしてもらうことに取り組んでいきます。

引き続きご支援のほどよろしくお願いします。

~報告集会の様子~

九州訴訟傍聴のご案内10月20日原告本人尋問

  次回2025年10月20日には九州訴訟最後の原告本人尋問です。

  原告本人尋問では、原告本人がHPVワクチン接種後の副反応や自身の体験、副反応症状などについて証言します。

  ぜひ、傍聴(抽選があります)・報告集会にお越しいただき、ご支援ください。

  

日時:2025年10月20日(月)13時15分~17時00分 @福岡地方裁判所

当日は傍聴券の抽選があります。
 
傍聴整理券は12時00分から12時30分まで配布されます。

 12時30分に抽選がおこなわれますので、12時30分までに傍聴整理券をもらってください。

 配布場所は裁判所南側ロータリー付近です。

※今回門前集会はおこないません。

※抽選に外れてしまったみなさま向けに、裁判所となりの弁護士会館3階にて法廷外企画を実施します。

※期日後、報告集会を予定しておりますので、そちらにもぜひご参加ください。
 (報告集会の場所:弁護士会館2階大ホール

また、報告集会はzoomでも配信いたします。


ダウンロード
HPVワクチン薬害訴訟令和7年10月20月期日案内チラシ
令和7年10月20日九州訴訟期日チラシ.pdf
PDFファイル 270.2 KB

9/7(日)支援集会にご参加ください@福岡

2025年9月7日(日)、福岡・天神のエルガーラホールにて支援集会が開催されますのでぜひご参加ください。

ダウンロード
2025.9.7HPVワクチン九州訴訟支援集会チラシ.pdf
PDFファイル 3.2 MB

九州訴訟の裁判期日(7月)が開催されました(被告側専門家証人)

 2025年7月16日(水)午前11時より、HPVワクチン薬害九州訴訟の口頭弁論期日が福岡地方裁判所で開かれました。 

 この日の期日では、心療内科および総合診療の専門家である本郷道夫証人に対する反対尋問が実施されました。本郷証人は、今年4月の主尋問において「原告らに神経学的な異常は認められなかった」「症状は既知の疾患で説明可能である」「原告らの症状はHPVワクチンが原因であるとは考えられない」と証言していました。今回の反対尋問では、九州弁護団の井上敦史弁護士と石井謙一弁護士が、本郷証人の意見書及び証言の信用性に関する質問を行いました。

 期日の冒頭、弁護団は、本郷証人だけでなく、大阪地方裁判所で証人として出頭した三木健司証人についてもMSD株式会社から訴訟関連業務委託費として1000万円以上もの金額を受領していたことを示す資料を提出しました。これに対し、MSDの代理人弁護士が証拠の取り調べに異議を唱え、一時審理が紛糾する場面もありました。

 その後の尋問の中で本郷証人は、2019年度にMSDから訴訟関連業務委託費として616万円を受領していたことを認めました。ただ、直接MSDから振込があったのではなく、法律事務所から振り込まれているという言い訳をされました。本郷証人が証言した法律事務所とはMSDの代理人が所属している事務所なので、全く言い訳にもなっていないのですが。

 さらに、本郷証人は2019年度だけでなく、2020年以降も本件訴訟に関連してMSDから報酬を受け取っており、その金額は616万円を上回ることを認めました。尋問に当たり、弁護団で調査していたところ、MSDのホームページ上では、2019年度まで本郷証人に金銭を支払っていたことを記載していましたが、2020年度以降については本郷証人に金銭を支払っていたことが記載されていませんでした。これにより、これまで公表されていなかったMSDと専門家証人との間の利益相反関係、透明性が確保されていない状況がより明らかとなりました。

 

 また、本郷証人が「原告らは自己免疫性脳症ではない」と診断している点について、証人が自己免疫性脳症に関する論文は執筆をしていないこと、また臨床においてその診療経験がないことが確認されました。これは、証人がこの分野において専門外であることを示すものです。

 

 原告から、自己免疫性脳症の診断基準や免疫吸着療法の効果について問われた際にも、本郷証人は明確な回答を避け、原告らの個別の生活環境や背景に焦点を当てて、症状とHPVワクチンとの因果関係を否定する姿勢を貫きました。

 

 証人は、自己免疫性脳症について「100万人に1人いるかいないかのきわめて稀な病気」と繰り返し主張しましたが、これに対して原告側は「実際には10万人に13.7人とのデータがある」と反論しています。また証人は、「そんなに多くの患者がいるはずがない」「おかしい」と発言し、カルテを見る前から原告らが自己免疫性脳症である可能性を否定していたことがうかがえました。

 さらに、「HANSの診断基準を作ったのは、新しい病態を作りたい人たちだ」との発言もあり、未知の疾患の存在自体を否定するかのような姿勢が見受けられました。

 

 HPVワクチン接種後に歩行障害が生じた原告に対しても、証人は「ワクチンではなく委員長に選ばれたことによるストレスが原因」と断言し、その他「学校には行けないのにライブやテーマパークには行けることが問題」といった発言をし、傍聴席から驚きの声があがる場面もありました。

 

 裁判終了後には福岡県弁護士会館で期日の報告集会が開かれました。

 裁判の傍聴が初めてだったという福岡大学の学生からは、「心因性や養育環境など、ワクチンと無関係な原因に無理やり結びつけようとしている印象を受けた」「専門家の意見が原告の人生に与える影響は大きく、本当にこのままでよいのか疑問を感じた」との感想が寄せられました。

 また、薬害肝炎九州訴訟の原告であった出田妙子さんからは、「企業の利益を守るために、国民の命や健康を後回しにしていると感じた。怒りを覚える」との声もありました。

 

 大変充実した期日だったことはもちろん、傍聴された方の感想で、「もっと静かな裁判を想像していましたが、実際は想像以上に緊張感があり、やり取りも活発で驚きました。」と参加してよかったとの意外な視点からの感想もあり嬉しく思いました。

 

 次回はいよいよ九州訴訟の最後の原告本人尋問期日です。 

 10月20日(月)、福岡地方裁判所の大法廷にて実施されます。

 傍聴席から証言に立つ原告、そしてすべての原告たちに、ぜひあたたかいエールをお送りください。

 

<九州訴訟の今後の予定(2025年)>

10月20日(月)13時15分~ 原告本人尋問

 


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