九州訴訟


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新着記事

九州訴訟傍聴のご案内 1月22日(月)13時15分

 2024年1月22日(月)13時15分より、福岡地方裁判所において原告本人尋問が開かれます。

 原告に対する尋問は、全国に先駆けて福岡から始まります。HPVワクチンの被害の実態を原告自らの言葉で語ってもらいます。 

  ぜひ、傍聴(抽選があります)・報告集会にお越しいただき、ご支援ください。

  

日時:2024年1月22日(月)13時30分~17時00分 @福岡地方裁判所

            13時15分~ 【2023年12月19日追記】 

   ※開始時間が変更となりましたのでご注意ください。

    開始時間変更に伴い傍聴券の抽選時間も変更となります。下記傍聴券配布時間は変更後の時間です。

 

当日は傍聴券の抽選があります。

 12時30分頃に抽選がおこなわれますので、12時30分までに、傍聴整理券をもらってください。

 傍聴整理券は12時00分から12時30分まで配布されます。

 配布場所は裁判所南側ロータリー付近です。

※今回門前集会はおこないません。

※抽選に外れてしまったみなさま向けに、裁判所となりの弁護士会館2階大ホールにて法廷外企画を実施します。

※期日後、報告集会を予定しておりますので、そちらにもぜひご参加ください。
 (場所:弁護士会館2階大ホール)

また、報告集会はzoomでも配信いたします。

zoom配信に参加される場合は事前の登録が必要ですので、下記より登録をお願いします。
https://us02web.zoom.us/j/87804370950?pwd=akRyNVhXTTg2dlNNVE1CeExQVENFUT09

登録後、ミーティング参加に関する情報の確認メールが届きます。
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HPVワクチン薬害九州訴訟令和6年1月22日弁論期日のお知らせ
HPVワクチン薬害九州訴訟令和6年1月22日弁論期日のお知らせ(R5.12.19
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九州訴訟の裁判期日(髙嶋先生証人の反対尋問)が開催されました

 2023年(令和5年)10月2日(月)、気持ちの良い秋晴れのこの日、髙嶋博先生の証人尋問期日が開かれました。

前回の原告側からの主尋問に引き続き、今回は被告側からの反対尋問です。

 

 髙嶋先生は、鹿児島大学病院医学部の脳神経内科・老年病学講座の教授で、HPVワクチン接種後に神経症状を訴える患者ら約60名の診療を担当されている自己免疫性脳炎・脳症の専門家です。

今回の期日では、朝10時から夕方4時半頃までの長時間にわたり、多くの書証を示して被告企業、被告国が質問を重ねました。それに対し、先生は、示された書証や質問の趣旨を丁寧に確認しながら、証言されました。

被告企業らや国は、原告らの家庭や学校でのストレスをことさらに強調し、その訴える多様な症状が心因性であることを先生が否定される根拠を執拗に尋ね、また自己免疫性脳炎・脳症と診断した根拠となる各種検査や免疫吸着療法への治療反応性について、主尋問での証言の価値を減殺しようとする質問を多数行いました。

 

 これに対して先生は、まったく揺らぐことなく、原告らを苦しめ、その人生のあり方を変えてしまった症状がHPVワクチン接種によって引き起こされたものであることを、改めてきっぱりと証言されました。原告ら患者さんたちに真摯に向き合い、確立された治療法のない中、何とかその苦しみをやわらげたいと診療してこられた先生の信念や思いは、今回も原告らや傍聴する支援の方々を大いに勇気づけるものとなりました。被告企業の何を目指しているのかよく分からない質問に鋭く切り返し、いわば「撃退」してしまったような場面では、傍聴席から思わず拍手が起きたほどです。

 今回も、全国各地からたくさんの支援の方がかけつけてくださいました。

期日終了後に、福岡県弁護士会館で開かれた報告集会では、尋問チームの力久弁護士が反対尋問の要点と獲得できた成果について語り、各地の支援の方々からは証言を聞いた感想やこの裁判に寄せる思いをお話ししていただき、改めて証言が素晴らしいものであったという認識を共有しました。ありがたいことに被告らからの不適切な質問に対して弁護団が適切に異議を述べたことについて、評価するご意見もいただきました。

尋問チームの力久弁護士
尋問チームの力久弁護士
九州原告団代表の梅本邦子さん
九州原告団代表の梅本邦子さん

大分HIV訴訟を支える会/大分ともに歩む会の山崎兼雄さん
大分HIV訴訟を支える会/大分ともに歩む会の山崎兼雄さん
弁護団の徳田靖之弁護士
弁護団の徳田靖之弁護士

九州訴訟では、次回から、いよいよ原告本人尋問がはじまります。全国4訴訟のトップバッターとなります。HPVワクチンが原告ら被害者たちにもたらした被害の深刻さ、重大さを、原告ら自らの言葉で語ってもらいます。勇気を出して法廷に立つ原告を励ますため、またこの薬害をまさに自分のこととしてしっかり理解するため、ひとりでも多くの方に福岡までおいでいただき、傍聴支援してくださるようぜひよろしくお願いいたします。

 

<九州訴訟の今後の予定>

 

1月22日(月)午後(13時頃〜) 原告本人尋問

4月17日(水)午後(13時頃〜) 原告本人尋問

7月10日(水)午後(13時頃〜) 原告本人尋問

 

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九州訴訟傍聴のご案内 10月2日(月)10時00分

 2023年10月2日(月)午前10時より、福岡地方裁判所において高嶋博先生に対する被告による反対尋問期日が開かれます。

 高嶋博先生は、現在鹿児島大学医学部の教授をされており、神経内科学が専門の先生です。鹿児島大学病院の脳神経内科の医師として、多くのHPVワクチン副反応の患者を診察されています。 

  ぜひ、傍聴(抽選があります)・報告集会にお越しください。

  

日時:2023年10月2日(月)10時00分~17時00分 @福岡地方裁判所

当日は傍聴券の抽選があります。

 午前9時15分に抽選がおこなわれますので、抽選時間の前までに、傍聴整理券をもらってください。

 傍聴整理券は8時45分から9時15分まで配布される予定です。

 配布場所は裁判所南側ロータリー付近です。

※今回門前集会はおこないません。

※抽選に外れてしまったみなさま向けに、裁判所となりの弁護士会館3階301会議室にて法廷外企画を実施します。

※期日後、報告集会を予定しておりますので、そちらにもぜひご参加ください。
 (場所:弁護士会館3階301会議室)

また、報告集会はzoomでも配信いたします。

zoom配信に参加される場合は事前の登録が必要ですので、下記より登録をお願いします。
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZYpc-GsrDsrHNeG6MCuT9bLJ7GsD25-sqgE

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HPVワクチン薬害九州訴訟令和5年10月2日弁論期日のお知らせ
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九州訴訟の裁判期日(髙嶋先生証人尋問)が開催されました

2023年7月3日(月)、福岡地方裁判所で、髙嶋博先生の証人尋問が行われました。

この日、大雨による高速道路の通行止めや公共交通機関の乱れが発生しているなか九州各地からやっとのことで裁判所にたどり着いたという当事者の方、支援者の方もたくさんおられました。大雨の予報だったところ、証人尋問が行われる午後には奇跡的に晴れて、お天気に恵まれました。

 

またこの日の期日前には、大分の支援者の方を中心に、集められた1万1910名もの署名が裁判所に提出され、素晴らしい条件のもとで証人尋問期日が開かれました。

髙嶋先生は、鹿児島大学病院医学部の教授で脳神経内科学教室に所属し、HPVワクチン接種後の神経症状を訴える原告ら約60名の患者の診察と治療を行っている脳炎・脳症の専門家です。

これまで「原因のない病気はない」という信念を持って極限まで患者の診察にあたり治療を行い、そのなかで、多数の新しい知見を切り開いてこられました。そしてそれまで心因性とみなされた疾患について、びまん性脳障害による神経症候という診断概念を提唱し自己免疫性脳症を適格に診断し、治療されてきました。

髙嶋先生には、尋問のなかで、びまん性脳障害の一つである橋本脳症との症状の類似性から、ワクチン接種後副反応症状がびまん性脳症であるということ、さらに末梢自律神経障害も重なっている極めて特徴的な患者群であるということについて、また被告が原告の神経症状が心因性のものであるとする根拠として指摘する所見について一つ一つ丁寧にこのような所見があったからといって自己免疫性脳炎であることは否定できず、むしろ免疫機序であることを疑わせるものであることについて説明をしていただきました。

 

合わせて、早い段階でワクチン接種後副反応症状については自己免疫性脳炎として治療が可能であるとの強い確信をもたれ実際に副反応の患者の治療をされてきたことから、副反応患者について心因の反応であるとされ、治せるのに治せない状態が続いているということについての憤りや治療をしたいという強い思いを語っていただき、現状を変えるには司法の力が必要であると訴えられ、そのために敢えてこの訴訟の証言台に立ったことをお話しになりました。先生の力強い言葉に、尋問終了後には、傍聴席から自然と拍手が沸き起こりその熱気に包まれたまま期日は終了しました。

期日後の報告集会では、尋問を担当した佐川弁護士から尋問についての報告とともにこれまで髙嶋先生からは弁護団との打ち合わせのなかでも繰り返しワクチン副反応の治療をしたいとの思いが伝えられていたとの報告がありました。

 

支援者の方からは、髙嶋先生の尋問について、弁護団のおかげでいろんな証言が引き出されたと思う、なぜ副反応の症状が心因性と言われるのか腑に落ちなかったのが先生の話を聞いて理解できた、患者さんの気持ちに寄り添う治療をしたいという先生の気持ちを聞いて涙が出たといった感想が寄せられました。

2022年4月のHPVワクチンの接種勧奨の再開後、ワクチンを接種し副反応の症状を訴え鹿児島大学病院で治療を受けている患者が4名いることが尋問でも明らかになりましたが、会場にもこのうちの1名が参加されており、ガーダシルを接種し強い頭痛や目のぼやけなどの症状で高校の休学を余儀なくされ、寝たきりの生活を送っているという報告がありました。

ワクチンを打つべきかどうか調べたうえで、産婦人科の医師から接種しても大丈夫と言われ、娘の幸せを思ってワクチンを接種してもらったという親御さんのお話には、多くの原告のご家族が共感を示されていました。

私たちは、報告集会の中でこのような新たなワクチンの副反応被害者を出してしまったことについて悔しいという思いを共有し、この問題に対する社会的注目や警鐘を鳴らしていくことが求められているということを改めて確認しました。

数年前からこの問題を支援してくださっている福岡市議会の森あやこ議員からも、市議会をはじめとする社会がHPVワクチンの接種再開に傾いていること、全国子宮頸がんワクチン副反応被害者連絡会の事務局長をつとめる日野市議会の池田としえ議員からはHPVワクチン副反応被害者連絡会に対する相談件数は1万件以上に及んでいることの報告もありました。

 

池田さん以外にも、東京、北海道、沖縄の各地からたくさんの支援者の方がかけつけてくださいました。

原告からは、患者に寄り添い治療してくれた髙嶋先生への感謝の気持ちともに、鹿児島大学病院にたどりつくまで長期間医療機関をまわり治療につながれず、そのために現在まで車いす生活を強いられていてとても辛いという思いなどが率直に語られる場面もありました。


8月以降も引き続き各地の裁判所で専門家証人の尋問が行われるとともに専門家証人への反対尋問なども始まります。引き続き原告、支援者ともにこの局面を乗り切り、ワクチンの副反応被害の解決の必要性を訴えていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。

 

<九州訴訟の今後の予定>

10月2日(月)10時~ 専門家証人反対尋問

※傍聴抽選がある場合は9時15分頃抽選になる見込みです。

 決まりましたら再度ご案内いたします。

1月22日(月)午後 原告本人尋問

4月17日(水)午後 原告本人尋問 

7月10日(水)午後 原告本人尋問

九州訴訟傍聴のご案内 7月3日(月)13時30分

 2023年7月3日(月)午後1時30分より、福岡地方裁判所において高嶋博先生の証人尋問期日が開かれます。

 高嶋博先生は、現在鹿児島大学医学部の教授をされており、神経内科学が専門の先生です。鹿児島大学病院の脳神経内科の医師として、多くのHPVワクチン副反応の患者を診察されています。 

  ぜひ、傍聴(抽選があります)・報告集会にお越しください。

 

 

日時:2023年7月3日(月)13時30分~ @福岡地方裁判所

※当日は傍聴券の抽選がありますので午後12時15分に裁判所裏側にお越しください。

※今回門前集会はおこないません。

※抽選に外れてしまったみなさま向けに、裁判所となりの弁護士会館2階大ホールにて法廷外企画を実施します。

※期日後、報告集会を予定しておりますので、そちらにもぜひご参加ください。(場所:弁護士会館2階大ホール)

 

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HPVワクチン薬害九州訴訟令和5年7月3日弁論期日のお知らせ
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