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HPVワクチン薬害訴訟を支える会九州はFacebookページから情報を発信しています。是非ご覧下さい。
下記URLからもご覧いただけます。
いつもHPVワクチン薬害訴訟をご支援いただきまして、ありがとうございます。
2021年4月19日(月)、九州訴訟の裁判期日が予定されています。
今回も新型コロナウイルスの影響により、公開法廷での口頭弁論期日ではなく弁護士のみの手続きとなりました。
そこで、前回期日と同様、以下の日程でオンライン報告集会を開催いたします。
今回は、福岡と鹿児島にリアル接続会場を設置いたします。
ご自宅や職場からzoomご参加、福岡か鹿児島の接続会場でご参加、いずれでも構いません。
ぜひご参加ください。
・開催日時:2021年4月19日(月)18時〜19時
・オンライン(zoom)
リアル接続会場
福岡:福岡第一法律事務所
https://www.f-daiichi.jp/access/
鹿児島:鹿児島県弁護士会館
https://www.kben.jp/access/
オンラインでの参加を希望される方でzoomのアドレスをお知りになりたい方は、はかた法律事務所(092-409-8333)までご連絡ください。
2020年10月19日、HPVワクチン薬害九州訴訟の期日が開催されました。
といっても大法廷でのいつもの裁判ではなく、代理人弁護士だけが参加するオンラインでの裁判手続きです。
今回は原告側から提出したのは国家賠償法の専門家の意見書です。
ワクチンを政策によって国民に広く勧めるためには公衆衛生上の必要性やより高い有効性安全性が必要で、さらにワクチンは健康な人が接種することからすれば、情報提供も厳格にしなければならないという内容の意見書です。
弁護士だけが出席する非公開の裁判ですので、意見陳述などはありませんでしたが、裁判終了後、夕方からは原告さんや支援者の方々も参加してのオンライン報告集会が開催されました。
病院に入院中の原告さんや、大阪訴訟の原告さんも参加していただきました。遠くの方や入院中の方も参加できるのはオンラインならではの良さですね。
次回の裁判は1月18日です。
公開の法廷で実施できるかはまだ不明ですが、もし公開の法廷で実施できない場合でも、今回と同じように、期日後のオンライン集会を開催しますので、ぜひご参加ください!
次回以降の裁判期日の日程
2021年1月18日(月)14時
2021年4月19日(月)14時
2021年7月14日(水)14時
HPVワクチン薬害九州訴訟へのご支援を賜り、ありがとうございます。
2020年4月27日(月)に予定されておりました九州訴訟第15回期日については、今般の新型コロナウイルスに関する状況を考慮して、開催しないことになりました。
これに伴い、予定されていた報告集会等、当日の全てのイベントにつきましても中止させていただくこととなりました。
直前のご案内となり恐縮ですが,4月27日の裁判期日・イベントへのご参加を予定されていた方はどうかご留意下さい。また、是非次回以降の裁判期日・イベントへのご参加をよろしくお願いいたします。
原告団・弁護団は一刻も早い解決を目指しております。今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。
九州訴訟の次回期日は2020年7月20日(月)午後2時です。
ぜひ傍聴にお越しください。
冷気が極まって最も寒さがつのるとされる大寒の日。HPVワクチン薬害九州訴訟の一日は、ポケットティッシュ配りからスタートしました。
天神パルコ前には、原告とその家族、弁護団のあわせて18名が参加し、街行く人にポケットティッシュを配りながら裁判への支援を呼びかけました。
わざわざ立ち止まって受け取ってくださる方が多く、250個用意したポケットティッシュはわずか15分ほどでなくなりました。
その後行なわれた福岡地方裁判所の門前集会には、原告とその家族、弁護団、支援の方々の60名を超える方々が駆けつけました。
集会ではリレートークが行なわれ、HPV薬害訴訟九州訴訟支える会・沖縄の世話人であるわたなべゆうこさん、薬害スモン訴訟原告の草場佳枝さん、薬害肝炎訴訟の原告さん、支える会代表で薬剤師の猿渡圭一郎さんから、それぞれ連帯のあいさつがありました。
「裁判をすることを恥ずかしがる必要はない。悪いことをしているわけではないので、プライドを持って闘いましょう。」
草場さんの、どんよりとした雲を吹き飛ばすような力強いメッセージが非常に印象的でした。
こうした暖かいメッセージに支えられて、九州訴訟原告団代表の梅本邦子さんが、この裁判を勝ち抜いていく強い決意を固めていることを、来場者に伝えました。
リレートークを終えると、「取り戻そう!少女たちの未来を」と書かれた横断幕を先頭に、福岡地方裁判所に向かって入廷行動を行ないました。
この一歩一歩が、原告の思いが裁判所に届く瞬間につながっているはずだ。そう信じて、みんなで進みました。
福岡地方裁判所1階の101号法廷。
原告側、被告側ともに、三列用意された椅子に弁護士がびっしりと座り、傍聴席にはたくさんの傍聴者が開廷を待ちました。
真っ黒の法服に身を包んだ裁判官3人が入廷すると、法廷にピリッとした空気が流れました。
裁判官席の脇に置かれた事件ファイルは、移動式のラック2台分、数十冊にのぼります。事件ファイルの分厚さが、これまでの闘いの道程の険しさを物語っています。また、事件ファイルには付箋がびっしりと付けられている様子で、3人の裁判官がこの事件について真剣に向き合ってくれているのだと感じました。
残念ながら、意見陳述を予定していた九州原告24番さんは、体調不良のため期日に参加することがかないませんでした。自らの思いを裁判官に伝えるための唯一の場である法廷にすら出てくることができないという事実が、HPVワクチンによる副反応被害の深刻さを物語っています。
法廷では、佐川民弁護士が、24番さんの意見陳述書を代読しました。
アイスピックで頭を刺されるような激しい頭痛。言葉がまとまらなかったり、名前が思い出せなかったり、大好きだった化粧の仕方も分からなってしまうといった記憶障害。あまりに酷い症状は、24番さんが母親に対して首を切って楽にしてほしいと頼んでしまうほど、深刻なものでした。
24番さんは、希望する地元の高校への進学は諦め、通信制の高校に進学しましたが、別の高校に進学した幼なじみから、入学式で新しい友達と写っている写真がSNSで送られてきました。24番さんは、自分だけ取り残されてしまっていることにショックを受け、携帯電話に登録していた友人の連絡先を全て消去してしまいます。
健康な体だけでなく、夢や大切な友人までも失ってしまう非常に厳しい現実。今日もまた一つ、HPVワクチンによる副反応被害の実態が明らかとなりました。
続いて、緒方枝里弁護士より、原告の症状が心因性でもなく精神疾患でもないことを説明する意見陳述が行なわれました。
この意見陳述では、原告らのような重篤な副反応被害に苦しむ患者を数多く診察してきた国内の医師らの見解を引用しながら、原告の実際の症状を見たわけでもないのに精神疾患等と決めつける被告企業の主張の説得力の乏しさを、公開の法廷で浮き彫りにすることができたと思います。
福岡県弁護士会館2階ホールに場所を移して行なわれた報告集会には、大勢の方から、法廷の感想や連帯の挨拶をいただきました。
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