九州訴訟

九州訴訟の次回期日は、2020/01/20(月)午後2時~です。


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新着記事

11月17日に北九州で勉強会「知っていますか?子宮頸がんワクチン薬害を」を開催します

 2019年11月17日、HPVワクチン薬害九州訴訟原告団の代表である梅本邦子さんが、HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)の学習会を開催します。ぜひご参加ください。

 チラシはこちらからダウンロードできます。

 


 

勉強会
知っていますか?子宮頸がんワクチン薬害を
~被害者とその家族から聞く~

 数年前、多くの中高生が子宮頸がんワクチンを接種しました。

 その後、頭痛や関節痛など体中に激しい痛み、痙攣や記憶障害などの症状が現れるようになりました。
 症状を訴えている人には「心の問題だ」「思春期特有の症状だ」「気のせいだ」と、厚生労働省やワクチンを製造販売した海外の製薬会社は言い、ワクチンを売り続けています。

 子宮頸がんワクチンは他のワクチンに比べ副作用出現率が突出しています。現在治療方法が分からない状態が続き、健康被害は治っていません。
 なぜ彼女たちが被害にあったのか、当事者やご家族のお話しを聞きながら、その経緯と問題を考えたいと思います。

日時

2019年11月17日(日)

13:30~15:30

(13:00受付開始)

 

場所

ウェルとばた 8階81会議室
   (北九州市戸畑区汐井町1-6 JR戸畑駅 徒歩1分)

 

参加費無料・事前申込み不要

 

お問い合わせ 

全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会

福岡支部代表 梅本

090-2517-8091

 

会場地図


ダウンロード
ご案内:勉強会「知っていますか?子宮頸がんワクチン被害を」
191117 kitakyushu.pdf
PDFファイル 270.7 KB

米国被害者遺族、エミリー・ターセルの闘い~HPVワクチン薬害九州訴訟第13回期日より

 2019年10月16日、福岡地方裁判所で、HPVワクチン薬害九州訴訟第13回口頭弁論期日が開かれました。

 開廷前には、秋晴れの空の下、裁判所正門前において門前集会を行いました。

 遠路傍聴にお越し下さった、大分HIV訴訟を支える会/大分ともに歩む会の山崎兼雄さんからは、大分でもHPVワクチン被害者を支える会を立ち上げて、この訴訟を支援していきたいとの心強いメッセージをいただきました。

 大阪弁護団の小山優子弁護士は、アメリカ視察によって世界にも多くの被害者がいるが声をあげられない人が多いことがわかった、私たちの頑張りで世界の被害者も救われるので頑張っていきましょうと挨拶しました。

 また、薬害肝炎訴訟の原告の方からは、自分たちも周囲から支えられて今日がある、支援をこれからも頑張るぞ!との力強い言葉をいただきました。

 法廷では、まず、九州弁護団の小出真実弁護士より、米国のHPVワクチン薬害の被害者遺族である、エミリー・ターセルの陳述書の内容を口頭で説明しました。

  2008年6月、米国メリーランド州在住の女子大学生であったクリスティーナ・ターセルは、ガーダシルの接種後から不整脈を生じるようになり、3回目の接種を受けた18日後に21歳で死亡しました。
 クリスティーナは、高校・大学を通じて成績優秀で、大学ではスタジオアートを専攻し、野球やテニスなどをプレーする活発な女性でした。ワクチン接種前は健康に問題はなく、運動競技に参加する際の検査でも心機能の異常を指摘されたこともありませんでした。

 しかし2007年11月に2回目のガーダシルの接種を受けた後に心電図検査で異常が指摘され、関節痛も訴えるようになりました。

 そして2008年6月の3回目の接種の後は強い疲労感や、めまい、立ちくらみといった症状を訴えるようになり、18日後にはベッドで死亡した状態で発見されました。

 こうしたクリスティーナの死に関する経緯は、米国内において昨年9月に出版された『The HPV Vaccine on Trial』という書籍においても、詳しく紹介されています。

 クリスティーナの母であるエミリーは、米国のワクチン健康被害補償プログラム制度(VICP)の下で米国保健福祉省を相手とした補償請求を連邦請求裁判所に提起しました。その後8年にわたる審理を経て、昨年8月には裁判所が死因はガーダシルの副反応であることを認定し、その判断が確定しました。訴訟の過程では著名な免疫学者や循環器内科医らが、ガーダシルと致死性不整脈との関係を医学的に説明しています。

 エミリーはVAERSという副作用報告システムに対してクリスティーナの死を報告しましたが、食品医薬品局(FDA)や保健福祉省の疾病予防管理センター(CDC)は十分な調査を行おうとしませんでした。

 また、ガーダシルの製造販売を行ったメルク社は、クリスティーナの死因はウイルス感染によるものであるとVAERSに報告していましたが、エミリーが調査したところ、病院関係者からは、ウイルス感染が死因だとメルク社に説明したことはないという回答が戻るなど、死因がウイルス感染とされた経緯は全く不明のままでした。しかしその後もメルク社は報告内容を訂正していません。

 弁護団からは、こうした経緯を報告したエミリーの陳述書に基づき、VAERSに集積された情報が不正確なものであることを説明し、VAERSに集められた情報には信頼性が欠けており、これらを根拠とする被告らの反論は信用に足らないものであることを指摘しました。

 続いて九州弁護団の佐川民弁護士が、緊急促進事業を開始した当時、被告国がHPVワクチンの危険性を十分認識していたことについて説明を行いました。

 実は、緊急促進事業によってHPVワクチンの接種が積極的に勧められる前の時点で、すでに海外の主要なメディアにおいては、このワクチンの安全性に対する様々な疑問が報じられていました。とりわけアメリカでは、上記のクリスティーナの死亡例をはじめとする多数の重篤な副反応症例が報告されたことによって、先行して社会問題化していたのです。

 

 さらに日本国内でも、サーバリックスの市販開始直後の半年間の調査で、30例のHPVワクチン接種後の重篤な副反応症例が発生したことが判明していました。

GSK社作成「サーバリックス市販直後調査最終報告」p.1より抜粋。市販直後の半年で30例の重篤例が発症していました。
GSK社作成「サーバリックス市販直後調査最終報告」p.1より抜粋。市販直後の半年で30例の重篤例が発症していました。

 これは接種100万人あたりでは約272人という頻度であり、他のワクチンに比べて桁違いの値です。

同報告書p.3より(同報告書に記載された副反応種類別件数一覧の一部です)
同報告書p.3より(同報告書に記載された副反応種類別件数一覧の一部です)

 また、症状からの回復を確認できない副反応症例が一定数存在していることも報告されており、被接種者の訴える症状が一過性の副反応に過ぎないと説明できる状況にはないことも明らかとなっていました。

 このように、サーバリックス市販開始後の日本国内の情報だけでもHPVワクチンの危険性は明白であったのに、こうした内外の情報を無視して緊急接種促進事業を進め、さらには定期接種に組み込んでいった被告国が、被告GSK・被告MSDとともに重篤な副反応被害について責任を負うべきであることは明らかです。

 期日終了後に弁護士会館内で開催した報告集会では、多数の支援の方から、原告とその家族に向けた、暖かく、そして力強い励ましの言葉をいただきました。

 こうした応援の声に応えるように、参加した原告らも、自身の被害状況や法廷の様子についての感想などを、自分の言葉で語りました。

 ある原告は、この日の被告MSDの意見陳述に対する感想として、自分を一生懸命治療をしてくれている先生のことを悪く言われるのが本当につらかったと、時折涙で言葉を詰まらせながら、その悔しさを来場者に語りました。

 その姿に対し、薬害スモンの原告である草場佳枝さんは、自分たちも裁判では人格を否定されることを言われ続けつらかったが、それでも毎回裁判に出ていって頑張れたのは支援して下さる方がいたからだ、一緒に頑張って行きましょうと、あたたかく励まして下さいました。

 集会の最後には、九州原告1番の母である梅本邦子(九州原告団代表)から、今年11月17日の午後1時30分から、北九州市内で、勉強会「知っていますか?子宮頸がんワクチン薬害を~被害者とその家族から聞く~」を開催することをご案内しました。会場は、ウェルとばた8階81会議室(北九州市戸畑区汐井町1-6)です。詳細をこちらからご覧いただき、是非ご参加下さい。

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10月16日はHPVワクチン薬害九州訴訟第13回口頭弁論期日です

■日時:2019年10月16日(水)14時~15時30分

 

■場所:福岡地方裁判所101号法廷

 福岡市中央区六本松4丁目2番4号

 (市営地下鉄六本松駅から徒歩約3分)

  ※裁判所が移転しました。ご注意下さい。

 

■サポーター・傍聴希望者集合

 

○時刻:13時10分(裁判所門前応援リレートーク開始時刻)

 

○場所:福岡地方裁判所前

  • 傍聴案内ダウンロードはこちら
  • 当日は、原告と弁護団からの意見陳述等が予定されています。是非傍聴にお越し下さい。
  • 傍聴者が多く法廷に入りきらない場合には先着順になりますのでご了承ください。
  • 裁判終了後は、15時30分頃から福岡県弁護士会館(裁判所から徒歩30秒)にて、報告集会を予定しています。こちらも併せてご参加下さい。
【当日のスケジュール】
13:10  裁判所正門前で門前集会(リレートーク)
 14:00  第13回口頭弁論期日開始(~15:30ころ)
15:30頃 報告集会開始
   (場所:福岡県弁護士会館 福岡市中央区六本松4丁目2番5号
ダウンロード
HPVワクチン薬害九州訴訟第13回期日傍聴案内
191016 kyushu13th.pdf
PDFファイル 595.8 KB

大好きな高校を辞めなければならなかった~HPVワクチン薬害九州訴訟第12回口頭弁論期日

 今日の福岡は幸いにも梅雨の中休みで雨に降られることなく、午後1時から門前集会を行うことができました。

 今日の法廷で意見陳述が予定されている原告15番さんからは「思いのたけをぶつけてきます」という力強い決意表明がありました。集まった支援者のみなさんからは「後ろで見守っているよ」、「応援しているので、勇気をもって裁判長に訴えて!」といった暖かい励ましの言葉をいただきました。

集会で意見陳述に向かう意気込みを語る九州原告15番さん(右)
集会で意見陳述に向かう意気込みを語る九州原告15番さん(右)

 集まった支援者のみなさんからは「後ろで見守っているよ」、「応援しているので、勇気をもって裁判長に訴えて!」といった暖かい励ましの言葉をいただきました。

 こうした声に支えられて、午後2時少し前に開廷した101号大法廷では、原告番号15番さんが3人の裁判官と向かい合い、意見陳述を行いました。

 15番さんは中学1年のとき、学校でHPVワクチン接種を勧めるプリントの配布を受けたことをきっかけとして、同級生とともに何の疑いも感じることなく接種を受けました。その後半年ほどすると頭痛などの症状が出現するようになり、中学2年の夏には症状が悪化し、ハンマーで殴られるような頭痛だけではなく、雨の中、路上で失神した状態を近所の人に発見されたこともありました。

 そうした中でも、15番さんは外交官になりたいという夢を持って私立高校に特待生として入学しましたが、高校1年の2学期からは大学病院を受診するようになりました。3学期には足が痺れて動かなくなり、春休みには入院加療を余儀なくされました。何とか高校2年に進学することはできましたが、特進クラスに残ることはできず、特待生の資格も失ってしまいました。大好きな学校だったのに、体調不良で登校することができず、出席日数が足りなくなって留年が決まりました。そして、15番さんは治療に専念するために高校を2年で中退することを余儀なくされたのです。

 その後15番さんは高校卒業認定試験に合格して大学に進学しましたが、最近ではてんかん様の発作も出現するようになり、20歳となった今も体調に不安を抱えたままの生活が続いています。

 1楽しく充実していた高校生活を途中で終わらせなければならなかった時のつらさ。前向きに励ましてくれていた母が、初めて涙を見せたときのこと。過去を振り返って15番さんが声を詰まらせる姿を、大勢の傍聴人が静かに見守りました。
 最後に15番さんは、被告らに対し、一日でも早く治療法を確立してほしい、被害から逃げずに向き合ってほしいと訴えて、意見陳述を終えました。

報告集会で弁護団意見陳述の内容を説明する中山弁護士
報告集会で弁護団意見陳述の内容を説明する中山弁護士

 続いて弁護団からは、中山篤志弁護士より、被告GSKと被告MSDが国とともに不法行為責任を負うことについて意見陳述しました。中山弁護士は、被告企業らが実施したTVCMを例に挙げ、子宮頸がんの啓発という外形を装いながら、子宮頸がんの危険性を過度に強調して自社製品のはかるという不当なマーケティング活動が展開されたことを説明し、医薬品の安全を守るべき立場であるはずの被告企業らが繰り広げた不当なロビー活動やマーケティング活動の実態をわかりやすく説明しました。

 期日終了後に弁護士会館で行われた報告集会では、まず15番さんに法廷での意見陳述を終えた感想を話していただきました。高校を中退しなければならなかったことについて司会者から問われると

「高校の中退については受け入れるしかないし、過去を振り返ってもしょうがない。その時の自分では送ることができなかった人生を今送っていると思うようにしている」

と答えてくれました。これまで幾多の苦難があったのだろうと思いますが、深刻な副反応被害を正面から受け止めて自分なりに咀嚼し、前向きに歩いていくことを決意した15番さんの発言に、勇気づけられた参加者も少なくないと思います。
「いまだに泣くこともあるし、悔しくなることもあるが、意見陳述を通して前向きに生きていることを知らしめたいという思いで法廷に立ちました。これからも心因性ではないということを訴えていきたい」
 こうした15番さんの思いは、きっと3人の裁判官にも届いたはずです。

 また中山弁護士からは、法廷での意見陳述に関連して、被告企業によるロビー活動やマーケティング活動は、これまでの数々の薬害被害者の方々による積み重ねの成果をくぐり抜けるような形で行われており、これ

によって国の政策が望まれない形で著しく歪められてしまったことを、来場者に解説しました。

 本日も大勢の方に報告集会にご参加をいただき、傍聴席から法廷を見つめた感想などを語っていただくことができました。

 ハンセン病回復者の本当の人権回復と社会復帰に向けて共に歩む会大分の山崎兼雄さんからは、「15番さん、素敵な意見陳述でした。副反応が心因性によるものでないことは、原告の方々の家族が一番知っている。みな『あんなに元気だった我が子がこうなってしまった』と言っている。被告企業による主張は全くの自己矛盾だ」という力強い言葉をいただきました。

 HPVワクチン薬害訴訟を支える会九州の猿渡圭一郎共同代表(薬剤師)からは、「今日の被告企業らの意見陳述から、なりふり構わずロビー活動をして何とか儲けようとしている姿があぶり出されたのではないか。小さな学習会でも良いので、こうした事実を伝えていきましょう。15番さんをはじめ、これまで深刻な被害を話してくれた被害者の方々に敬意を表したい」という温かいお言葉をいただきました。

 最後に九州原告団代表の梅本邦子さん(九州原告1番梅本美有さんの母)から、「今日は自分たちが間違っていないことに確信を深めることができた。これからも後押しや応援をお願いします」と挨拶し、これからも続く闘いに向けた新たな決意を皆で固めて、集会を終えました。

 次回は2019年10月16日午後2時開廷です。引き続き是非傍聴にお越し下さい。

7月17日はHPVワクチン薬害九州訴訟第12回口頭弁論期日です

■日時:2019年7月17日(水)14時~15時30分

 

■場所:福岡地方裁判所101号法廷

 福岡市中央区六本松4丁目2番4号

 (市営地下鉄六本松駅から徒歩約3分)

  ※裁判所が移転しました。ご注意下さい。

 

■サポーター・傍聴希望者集合

 

○時刻:13時00分(裁判所門前集会開始時刻)

 

○場所:福岡地方裁判所正門前

  • 傍聴案内ダウンロードはこちら
  • 当日は、原告と弁護団からの意見陳述等が予定されています。是非傍聴にお越し下さい。
  • 傍聴者が多く法廷に入りきらない場合には先着順になりますのでご了承ください。
  • 裁判終了後は、15時30分頃から福岡県弁護士会館(裁判所から徒歩1分)にて、報告集会を予定しています。こちらも併せてご参加下さい。
【当日のスケジュール】
13:00 裁判所正門前で門前集会(リレートーク)
 14:00 第11回口頭弁論期日開始(~15:30ころ)
15:30 報告集会開始
   (場所:福岡県弁護士会館 福岡市中央区六本松4丁目2番5号
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九州訴訟第12回期日傍聴案内
190717 kyushu12.pdf
PDFファイル 595.4 KB

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