大阪訴訟


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大阪訴訟の次回期日は、平成31年5月28日(火)午後2時です。


HPVワクチン薬害大阪訴訟第11回期日のご案内

日時:2019年5月28日(火)14時~16

 

場所:大阪地方裁判所本館2階大法廷(202号法廷)

 

サポーター・傍聴希望者集合

 

時刻:1300

 

場所:大阪地裁本館南側玄関前

 

  • 傍聴案内ダウンロードはこちら
  • 傍聴希望者は13:00までに裁判所本館南側玄関に集合して下さい。
  • 傍聴券の抽選に外れた方のために、弁護団が裁判の様子を分かりやすく説明します。
  • 裁判終了後には、弁護団による報告集会を予定しています。

 

【当日のスケジュールサポーター・傍聴希望者の方

1300分    大阪地裁本館南側玄関前集合

1305分頃  原告団・弁護団入廷

1330分頃 傍聴整理券交付・傍聴券抽選

 ※抽選に外れた方は大阪弁護士会館10階1001・1002へ

   弁護団が裁判の様子を 分かりやすく説明します。

1400  第11回期日開廷(16時頃終了予定)

1430  弁護団による裁判の様子の説明(大阪弁護士会館10階1001・1002

1600  閉廷(予定)

1630分頃 報告集会(大阪弁護士会館10階1001・1002

 

 【地図】

大阪地方裁判所

 大阪市北区西天満2-1-10

 地下鉄・京阪本線淀屋橋駅下車1番出口から徒歩約10

 ・大阪弁護士会館10階1001・1002

 大阪市北区西天満1-12-5

 裁判所から徒歩2分

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HPVワクチン薬害大阪訴訟第11回期日のご案内
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多くの人に伝えたい~HPVワクチン薬害大阪訴訟第10回口頭弁論が開かれました

 2019年3月5日、春の気配を感じる暖かさの中、大阪訴訟第10回口頭弁論期日が開かれました。
 この日も朝から弁護団が淀屋橋駅前で期日の告知と訴訟の支援を求めてビラ配りを行いました。

 今回も大阪地方裁判所には多くの方が傍聴券を求めて集まり、傍聴席は満席となりました。
 本日の法廷では、原告16番さんの意見陳述と弁護団のプレゼンテーションが行われました。

大阪地方裁判所
大阪地方裁判所

 原告16番さんの意見陳述では、ワクチン接種後腕が上がらなくなるくらいの痛みが生じたこと、その後体に様々な異変が生じ、当時通っていた高校を休まざるを得なくなったこと、何とか大学に進学しアルバイトにも挑戦したが、症状の重さから結局アルバイトを1週間で辞めなくてはならなくなったことが語られました。
 具体的な症状については、疲労感や、頭に輪っかをはめられて横からグイグイ締め付けられるような痛み、光過敏、めまい、簡単な数字の順番がわからなくなる等様々な症状に悩まされたことを話しました。
 そして、このような症状を周りの人たちに話すことができず、一人で抱え込み孤独を感じていたと話され、最後に「みんなに同情してほしいのではなく、多くの人に伝えたい、理解してほしい、また同じ症状で悩んでいる人の力に少しでもなりたい」と訴えて、陳述を締めくくりました。

 弁護団のプレゼンテーションでは、諸外国におけるHPVワクチンに関する状況、危険性に関する被告企業らの証拠の引用が誤導を生むものであること、疫学的見地からしてHPVワクチンの接種と本件の被害には因果関係が認められることについて説明をしました。

閉廷後の記者会見でプレゼン内容を解説する安田知央弁護士(大阪弁護団)
閉廷後の記者会見でプレゼン内容を解説する安田知央弁護士(大阪弁護団)

 まず、本件は日本で生じた被害であり、被告企業らが海外状況をことさらに持ち出すのは誤りです。また、海外の状況を見たとしても、海外でも多くの副反応被害が報告されており、他ワクチンと比較してHPVワクチンの接種率は低く、HPVワクチンが海外で支持されているということはできません。

使用したスライドより:米国内での他ワクチンとの扱いの相違(上:他ワクチン、下:HPVワクチン)
使用したスライドより:米国内での他ワクチンとの扱いの相違(上:他ワクチン、下:HPVワクチン)

 また、被告企業らが提出した証拠の中には、不正確な論拠に基づく証拠、一部の内容のみを恣意的に抜き出した証拠等が含まれており、誤った認識へと誘導しようとするものとなっています。

 さらに、接種時期のピークと症状発現のピークに時間的関連性があること、HPVワクチン接種回数と本件被害の新規患者数との関連性が認められること、Chandlerらが行ったクラスター分析の結果からすれば、HPVワクチンの接種と本件被害には因果関係が認められます。

使用したスライドより:Chandlerらによる国際的データベースの有害事象のクラスター解析結果の解説
使用したスライドより:Chandlerらによる国際的データベースの有害事象のクラスター解析結果の解説

 本日も傍聴できなかった方のために、法廷での期日開催と並行して、法廷外企画として、法廷でなされる原告及び被告らの主張の内容を分かりやすく説明するとともに、法廷で行われている弁護団のプレゼンテーションも同じ内容でお伝えしました。

 期日後に行われた報告集会では、弁護団から期日で行われたやりとりについての報告が行われました。
そして、それに引き続いて関西大学社会学部の今川さん、五百藏さん、村上さんが作成したドキュメンタリー映像の上映会が行われました。

 このドキュメンタリー映像は、3人が所属するゼミの活動として作成したもので、原告さんやその家族の方、原告弁護団、被告企業、国への取材をもとに構成されていました。内容としては、被害者が置かれている切実な状況を伝えるものとなっており、皆さん真剣な様子で視聴をされていました。

児玉三紀子HPVワクチン薬害大阪訴訟原告団代表
児玉三紀子HPVワクチン薬害大阪訴訟原告団代表

 その後、このドキュメンタリーについて、映像に出演していた原告19番さん、原告団代表の児玉さん、支援者の方からお話をいただき、最後に、ドキュメンタリーを作成した今川さん、村上さんからもお話をしていただきました。

ドキュメンタリーを制作した今川さん(写真上右)と村上さん(写真下)
ドキュメンタリーを制作した今川さん(写真上右)と村上さん(写真下)

 次回の大阪訴訟期日は2019年5月28日です。傍聴抽選用紙配布は午後1時ころからの予定ですので、余裕をもってご来場いただければと思います。
 今後とも引き続きご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

HPVワクチン薬害大阪訴訟第10回期日のご案内

日時:平成31年3月5日(火)14時~16

 

場所:大阪地方裁判所本館2階大法廷(202号法廷)

 

サポーター・傍聴希望者集合

 

時刻:1300

 

場所:大阪地裁本館南側玄関前

 

  • 傍聴案内ダウンロードはこちら
  • 傍聴希望者は13:00までに裁判所本館南側玄関に集合して下さい。
  • 傍聴券の抽選に外れた方のために、弁護団が裁判の様子を分かりやすく説明します。
  • 裁判終了後には、弁護団による報告集会を予定しています。

 

【当日のスケジュールサポーター・傍聴希望者の方

1300分    大阪地裁本館南側玄関前集合

1305分頃  原告団・弁護団入廷

1330分頃  傍聴整理券交付・傍聴券抽選

 ※抽選に外れた方はAP大阪淀屋橋4階北Bルームへ

   弁護団が裁判の様子を 分かりやすく説明します。

1400  第10回期日開廷(16時頃終了予定)

1430  弁護団による裁判の様子の説明(AP大阪淀屋橋4階北Bルーム

1600  閉廷(予定)

1630分頃 報告集会(AP大阪淀屋橋4階北Bルーム

 

 【地図】

 

大阪地方裁判所

 大阪市北区西天満2-1-10

 地下鉄・京阪本線淀屋橋駅下車1番出口から徒歩約10

 

AP大阪淀屋橋4階北Bルーム

大阪市中央区北浜3-2-25 京阪淀屋橋ビル

裁判所から徒歩約8分

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HPVワクチン薬害大阪訴訟第10回口頭弁論傍聴案内
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「ただ、うずくまって耐えるしかなかった」-HPVワクチン薬害大阪訴訟第9回期日が開かれました

 平成30年12月5日、初冬とは思えない小春日和の中、第9回口頭弁論期日が開かれました。

造幣局前の銀杏も紅葉の盛りを迎えていました
造幣局前の銀杏も紅葉の盛りを迎えていました

この日も朝から弁護団が淀屋橋駅前で期日の告知と訴訟の支援を求めてビラ配りをしました。

本日も傍聴券を求めて長蛇の列が並び、この訴訟に対する関心の高さを改めて感じました。

大阪地裁に入廷する原告団と弁護団
大阪地裁に入廷する原告団と弁護団

 午後2時より、大阪地方裁判所2階大法廷において、口頭弁論手続が開始されました。
 まず最初に大阪原告8番さんが意見陳述を行い、HPVワクチンを接種した後に、自分の体におきた変化を1つ1つ説明しました。

 左目の奥の痛みやめまい等の症状が日増しにひどくなり、左手足がピクピク動いたり、脱力による転倒が起こりました。また、鈍器で殴られたような頭痛や頭の中をぐちゃぐちゃにかき回されるような症状にも襲われました。不眠、嘔吐、全身の痛み等に苦しめられましたが、検査を繰り返しても原因は不明と言われ、薬を変えても効果がなく、ただ、うずくまって耐えるしかありませんでした。

 こうした症状が少しでも楽にならないかと、8番さんは、藁をもすがる思いで、厚生労働省が指定した協力医療機関を受診しました。しかし、医師からは、「ちゃんと歩いてくれる?」とまるで詐病であるかのように言われ、「ワクチンの副作用のわけないからな」と突き放されてしまいました。

 高校に進学したものの、左腕が勝手に動いて止まらなくなるなどの症状に苦しみ、夢に描いていたような学校生活を過ごすことはできず、どうしても参加したかった合宿も初日だけで帰宅せざるをえなかったこと。学校側の理解は得られたものの、皆と同じ教室で授業を受けることもかなわず、修学旅行にも参加できなかったこと。こうした経験を語る8番さんは、当時のことが胸をよぎるのか、涙をこらえることができませんでした。

 副反応症状の影響は、身体活動だけではなく認知・学習機能にも及びました。英語が得意だったのに単語を覚えることができなくなってしまいました。本を読んでいても、ページをめくると前のページの内容を思い出すことができず、読んだことがあるはずの小説の筋を理解することもできなくなりました。

 こうした多様な症状に襲われた8番さんは、将来のことを考えると不安で仕方がなく、自分がこのようになった原因を知りたい、治りたいという思いから訴訟に参加しました。

 8番さんは、静かに、力強くこうした意見を述べ、最後に「早く原因を究明して欲しい」と訴えて陳述を終えました。

 

 続いて、弁護団より、本件の争点である有効性・危険性・法的責任の3点について、パワーポイントを使用したプレゼンテーションを行いました。

報告集会でも同じプレゼンテーションを再現しました
報告集会でも同じプレゼンテーションを再現しました

 まず、有効性に関しては、被告GSKの主張は統計を不適切に扱って、ことさらに子宮頸がんの患者数が増えていることを強調する不誠実な主張であること等を指摘し、改めて原告の主張が正しいこと論証しました。

 次に、危険性に関しては、被告MSDが原告が提出した医学論文について批判している部分について、それらがいずれも瑣末な批判、的外れな批判、誤解に基づく批判等であり、批判の体をなしていないことを具体的に論証するとともに、原告の主張を裏付ける客観的な知見が存在することを説明しました。

 最後に、被告国の法的責任に関して、提訴から2年も経過しているにもかかわらず、被告国が、本件緊急促進事業の違法性の論点について、原告の主張をあえて曲解したうえではぐらかしを続け、正面から反論しようとしないことについて厳しく批判しました。

 

 口頭弁論の終了後、原告番号8番さんの父親と弁護団による記者会見が行われました。

記者クラブでの会見
記者クラブでの会見

 8番さんの父は「娘の意見陳述を聞いて、改めて辛かったことを思い出した。娘や他の被害者のためにも、これからもしっかりと裁判で戦っていかないといけないと改めて決意した」と述べ、娘を見つめる親としての胸の内を記者のみなさんに直接伝えました。

記者会見で発言する大阪原告8番さんの父(右)
記者会見で発言する大阪原告8番さんの父(右)

 

 期日終了後、裁判所から場所を移して報告集会が行われ、法廷で行われたやりとりについて弁護団から詳しく解説しました。

 また、原告8番さんの父親や他の原告から、来場した支援者のみなさんに挨拶し、引き続き、力を合わせて裁判を戦っていくことを誓い合いました。

クリスマスに向けてライトアップされた中之島公会堂
クリスマスに向けてライトアップされた中之島公会堂

 次回の口頭弁論期日は来年3月5日です。

 今後とも、どうかご支援下さい。

 


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