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2023年3月9日(木)、HPVワクチン薬害大阪訴訟が公開法廷で開催されました。
大阪訴訟の原告側専門家証人尋問期日の直前期日ということもあり、大勢の方に傍聴にお越しいただけました。
開廷に先立ち、大阪の淀屋橋駅前にて街頭行動を行いました。原告さん自身が描いた「HPVワクチン副反応を知ろう」というイラスト付きのポケットティッシュ、傍聴のお知らせとマスクのセットを配布し、多くに方に受け取ってもらうことができました。
前回に引き続き、原告団・弁護団による入廷行動を行いました。
ドキュメンタリー映画「私たちの声を聞いてください!子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)被害者は訴える」の澤則雄監督も駆けつけてくれ、入廷行動の様子を撮影していただけました。
ドキュメンタリー映画の上映会の情報はこちらhttps://peraichi.com/landing_pages/view/shikyukeiganwakuchinmovie
口頭弁論期日では、甲斐弁護士が尋問直前期日のプレゼンテーションを行い、原告らが専門家証人尋問によりHPVワクチンと本件副反応の因果関係を立証することについて説明しました。
また、先月の東京地裁期日での池田修一医師に引き続き、原告側から横田俊平医師を証人申請しました。
横田俊平先生は、横浜市立大学医学部教授、同大学医学部長を歴任され、現在は、同大学医学部名誉教授、湘南よこた医院院長をつとめておられます。
横田先生は、小児科学(日本小児科学会理事長歴任)、リウマチ学(日本線維筋痛症学会理事長歴任)をご専門とされており、原告女性らのHPVワクチン接種後の症状について、HPVワクチン関連神経免疫異常症候群(「HANS」)を提唱されました。横田先生は、約150例のHANS患者の臨床経験があり、その臨床症候の特徴、共通性から、その病巣について調査研究するとともに、現在においても、治療の最前線で患者と向き合っておられる研究者・臨床医です。
横田俊平医師の証人尋問期日は、2023年6月5日(月)大阪地裁にて実施されます。
ぜひ傍聴にお越しください!
口頭弁論に引き続き、大阪地裁内の司法記者クラブにて、原告団・弁護団による記者会見を行いました。
記者会見には、山西弁護士、安田弁護士、九州からかけつけてくれた九州原告梅本さんご本人とお母さんが出席しました。
全国弁護団共同代表の山西弁護士から、改めて記者の方々に、この訴訟の目的(①責任の明確化、②真の救済「賠償、恒久対策とりわけ治療方法と体制の確立」、③再発防止)、裁判の主な争点、HPVワクチン副反応被害者たちが今求めていること(①治療法確立のための国の研究班の設置、②診療体制の整備、③医薬品副作用被害救済制度のあり方の見直し、④被害者の就学・就労支援)について説明しました。
また、今回もリアル会場とオンラインのハイブリット形式で報告集会を実施し、多くの方にご参加いただけました。
報告集会では、HPVワクチン薬害大阪訴訟を支える会代表世話人の山下さん、澤則雄監督をはじめ、多くの方から原告へのエールをいただき、大変熱気のある集会となりました。
また、大阪報告集会名物の掛け合い形式裁判説明では、前回は「製薬企業vs原告」でしたが、今回は、「国vs原告」を関谷弁護士と西川弁護士が実演し、聴衆のみなさんを楽しませてくれました。
次回2023年6月5日(木)の大阪訴訟期日は、いよいよ横田先生の専門家証人尋問期日です。
また、次回の九州期日、名古屋期日では、それぞれの裁判所での専門家証人尋問を申請し、みなさまに発表する予定です。
そして、2023年5月18日(木)には、東京地裁にて、池田修一医師の証人尋問が実施されます。
みなさま、ぜひ傍聴にお越しいただき、原告の応援をよろしくお願いします!
・各地の次回期日
2023年4月17日(月)九州期日 九州訴訟専門家証人申請
2023年5月18日(木)東京期日 池田修一医師 証人尋問期日(原告側主尋問)
2023年5月29日(月)名古屋期日 名古屋訴訟専門家証人申請
2023年6月5日(月)大阪期日 横田俊平医師 証人尋問期日(原告側主尋問)
今回の弁論期日は、前回期日に引き続き、公開法廷で開かれます!
法廷では、弁護団から主張を分かりやすくまとめたプレゼンテーションを行います!
その後、リアル報告集会を開催します!
今回は6月5日(月)に行われる原告側専門家証人尋問期日の直前期日です!
ぜひ傍聴にお越しください!!
日時|2023年3月9日(木)14時~
☆傍聴券の抽選がありますので午後1時に裁判所本館南側玄関にお越しください ☆
場所|〒530-8522 大阪市北区西天満2-1-10
地図|https://www.courts.go.jp/osaka/about_tiho/syozai/osakamain/index.html
★傍聴予定の方の人数を把握するために、可能な方は事前登録のご協力をお願いします。
弁護団より当日の傍聴案内等をご連絡させていただきます。
※この事前登録は傍聴券の確保をお約束するものではございませんのでご注意ください。
ご登録方法:以下のリンクもしくはチラシのQRコードからご登録ください。
事前登録リンク
2022年12月13日(火)、雨上がりの澄んだ青空の中、HPVワクチン薬害大阪訴訟期日が開催されました。新型コロナウイルスの影響で、2019年12月3日の期日を最後に公開法廷での裁判はなく、 ウェブ会議システムを用いた訴訟審理が行われてきましたが、久しぶりに、公開の法廷での裁判期日となりました。
開廷に先立ち、原告団・弁護団による入廷行動を行いました。報道各社も撮影にきており、久しぶりの公開法廷の注目度の高さが伺えました。
口頭弁論期日では、大阪原告15番さんによる意見陳述が行われました。
15番さんは、HPVワクチンを打つまで、大きな病気にかかったこともなく、小学校、中学校ともに病気で休んだことはほとんどなく、学校という場所が大好きな方でした。
ところが、HPVワクチンを打ってから、最初に頭痛や倦怠感、朝起きられないという症状が出て、次第に、何でもないところで躓くようになり、意識を失って倒れるようになりました。また、ハンマーで殴られ続けるような強い痛みが何時間も、何日も続きました。
現在も、いつ体調が悪くなったり、倒れたりするか分からず、こんな病気を持つ自身を受け入れてくれるところがどれだけあるのかとの思いを持っています。
「痛みはワクチンを打った当初からずっとあるのですが、私の中で一番辛かった時期は、高校3年生の9月から約2か月間入院したときです。それは、痛み自体の辛さもそうですが、それを誰にも分かってもらえず、病室で、一人で、ひたすら耐えるしかないという辛さでもありました。」
「私はみんなと一緒に卒業できませんでした。入院なんてしなければみんなと一緒に卒業できたはずなのに、私は取り残されました。大好きな友達と一緒に卒業をしたかったから、ものすごく辛くて、私もこの日は一日中泣いていました。今思い出してもやっぱりすごく辛いです。」
「元気な体に戻して欲しい、私の願いはただそれだけです。」
15番さんは、満員の傍聴席の中、自身の願いをこのように裁判官に訴えました。
口頭弁論に引き続き、弁護団による記者会見、大阪訴訟期日の報告集会が行われました。
報告集会は、リアル会場とオンラインのハイブリット形式で行われ、多くの方にご参加いただけました。
報告集会終了後は、原告団と大阪訴訟を支える会のメンバーのそれぞれでミーティングを行い、全国の多くの被害者の真の救済を勝ち取る気持ちを新たにしました。
また、当日18時から全国の支援者へ向けてのオンライン限定の報告集会第2部を行いました。
次回の大阪訴訟の弁論期日は、2023年3月9日(火)14:00に予定されています。
直近では、名古屋訴訟が2022年12月22日(木)に公開の法廷で開催されます。
来年5月より、いよいよ訴訟の正念場である専門家証人尋問が全国4地裁で始まります。
引き続き、多くのみなさまにご支援いただけますようお願いいたします。
・各地の次回期日
2022年12月22日(木)名古屋期日
2023年1月23日(月)九州期日
2023年2月9日(月)東京期日
2023年3月9日(木)大阪期日
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