東京訴訟

東京訴訟の次回期日は、2020年6月1日(月)です。


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東京訴訟期日のオンライン報告会を開催しました

オンライン報告会で発言する望月瑠菜さん(HPVワクチン薬害訴訟東京原告団副代表)
オンライン報告会で発言する望月瑠菜さん(HPVワクチン薬害訴訟東京原告団副代表)

 2020年9月24日(木)18時から、東京訴訟の期日報告会が開催されました。

 従来は会場を用意して行っていましたが、今回は東京期日では初めてのオンライン集会となりました。

 まず、全国弁護団代表の水口真寿美弁護士から、この日裁判所との間でオンラインで行われた東京訴訟期日の簡単な報告を行った上で、厚労省が進めようとしているHPVワクチンの接種勧奨に等しいリーフレットの改訂が進められているという問題について解説を行いました。

 次に、東京弁護団事務局長の関口正人弁護士から、今回原告から提出した準備書面の概要を説明しました。特に名古屋市調査については、解析方法の誤りを指摘した2つの重要な論文を引用しつつ、スライドを用いて詳しく解説を加えました。

 続いて東京原告団副代表の望月瑠菜さんからは、山梨県の自宅から、全国各地からオンラインで参加した大勢の支援者のみなさんに、近況を報告しました。

 困っていることとして望月さんがあげた点は、症状が完治しておらず今も苦しんでいること、治療法が早く確立されてほしいこと、自分たちワクチンの被害者ががんを広げようとしているかのような誤解や偏見を持たれていることなどです。

 こうした日々の苦しみの中にいるにも関わらず、望月さんは、不安に感じている多くの被害者が悩みを共有できる場を作りたい、裁判の活動を通じて人のやさしさを感じることが多くなったので、こうしたやさしさを今度は自分から他の人に伝えられるように山梨での活動を続けていきたい、というとても前向きなメッセージを、感謝の気持ちとともに支援者のみなさんに伝えました。

 望月さんに続いて、東京原告62番さんからも、来場者にメッセージを伝えました。

 62番さんは、体を起こすことも難しいほど体調がすぐれない中、羞明症状対策のためのサングラスを着用し、横になった状態で、自身の被害を画面越しに語りました。

 HPVワクチンを接種した後から、以前はできたはずの学校での勉強やピアノの演奏ができなくなったこと、歩行困難等の症状も出てきたこと、高次脳機能障害という診断がなされるまで4年という長い時間がかかったこと。そして、今日、こうした話をする上でも、途中で言葉が出てこなくなり、詰まってしまうこと。

 そうした被害状況を語った62番さんは、ゆっくりと落ち着いた声で、言葉を1つ1つ探しながら、医師になるという夢を実現するために早く治療ができるようになって大学に行けるようになりたい、そして、今は大学に通うことが無理でも今できることを精一杯やっていきたいと考えていることを、参加者に説明しました。

 全国各地から参加して下さった支援者からも、順にご発言をいただきました。
 沖縄のわたなべゆうこさんからは、闘病には肉体的、精神的なつらさがあるが、頑張ってほしい、最近自身がyoutubeを始めて、HPVワクチンの問題も発信しているので、ぜひ見てほしい、という応援のメッセ―ジがありました。

わたなべゆうこさん
わたなべゆうこさん

 九州原告の母である梅本邦子さんからは、他の薬害を経験してきた先輩被害者のみなさんから「楽しく参加できる裁判は勝つことができる」とアドバイスを受けたというエピソードが披露され、早く治療法が確立することを信じながら、いただいたアドバイスのような訴訟活動を続けていきたいとの決意表明がありました。

梅本邦子さん
梅本邦子さん

 名古屋訴訟の支援ネットワーク代表世話人である長南謙一さんからは、名古屋周辺での活動に留まらず北陸方面でのウェブ学習会を企画中であり、今後も各地の支援ネットワークと協力しながら、原告さんとその家族を支えていきたい、というご発言をいただきました。

長南謙一さん
長南謙一さん

 薬害エイズ被害者でもある北海道の井上昌和さんからは、薬害は薬が起こすものではなく人が起こすものであり、これ以上被害者も加害者も生まれないようにしたいと願っている、これからもZoomによるミーティングや映像の配信などの工夫をこらしながら支援活動を広げていきたいと考えている、というメッセージをいただきました。

井上昌和さん
井上昌和さん

 HPVワクチン東京訴訟支援ネットワークの代表である隈元邦彦さんからは、今日のオンライン報告会を通じて、あらためて被害者の声を聴くことの大切さを強く感じたことを、参加者のみなさんに伝えた上で、これまでにも山梨や静岡でウェブ学習会を開催しており、今後も原告さんの声を直接聞く機会を作っていきたいというお言葉をいただきました。そして、今後の予定としては、2020年10月25日(日)の第4回東京支援ネットワーク総会の折りには、メッセージカードの入ったマスクを街頭で配布したり、今後の支援活動のさらなる発展に向けて支援者同士て徹底討論できるようなシンポジウムを行う予定であることも、アナウンスいただきました。

配布予定のマスクを手にした隈本邦彦HPVワクチン東京訴訟支援ネットワーク代表
配布予定のマスクを手にした隈本邦彦HPVワクチン東京訴訟支援ネットワーク代表

 最後に、東京弁護団の服部功志弁護士から、情報発信を工夫しながら、これからも頑張っていきましょうとよびかけて、オンライン報告会は閉会となりました。
 東京期日では初めてのウェブ報告会でしたが、全国各地から59人の方の参加がありました。ウェブでの集会には多くの方が参加できるというメリットがあるので、今後も活用していきたいと思います。
 本日参加してくださった皆様に、あらためて心から御礼申し上げます。

 次回の東京期日は11月30日です。当日の予定などは、新型コロナ問題の情勢などを確認の上で2週間前にはお知らせできると思います。

 どうか今後ともご支援よろしくお願いいたします。
 

オンラインで学習会を開催しました

 2020年5月23日(土)13時から、全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会山梨支部主催による学習会「当事者による夢と希望を語る会 vol.0」が、オンライン会議システムを用いて開催されました。

HPVワクチン東京訴訟支援ネットワークも、この学習会の開催に協力しました。

 学習会の冒頭、HPVワクチン薬害東京訴訟原告の望月瑠菜さんとお母様から、この学習会は、HPVワクチン副反応をめぐる問題について、まだ関心がない人に関心をもってもらえることを目的とした学習会であるとの説明がありました。

 次に、江戸川大学の隈本邦彦教授から、HPVワクチン接種の積極的勧奨が中止されている中で、MSD社の9価HPVワクチン(シルガード9)が承認されようとしていることなど、最新の状況も交えながらHPVワクチン問題の要点が解説されました。

訴訟概要を解説する森立弁護士(HPVワクチン薬害訴訟東京弁護団)
訴訟概要を解説する森立弁護士(HPVワクチン薬害訴訟東京弁護団)

 HPVワクチン薬害訴訟東京弁護団の森立弁護士からは、子宮頸がんワクチン問題の発生から現在に至る経緯や、HPVワクチン薬害訴訟の概要についての説明を行いました。

 こうした解説を踏まえた上で、望月瑠菜さんが、自身の被害を理解してもらえなかったことへの思いや、裁判に参加した経緯を説明しました。

 望月さんは、学習会にオンラインで参加して下さった皆さんに対して、HPVワクチン薬害問題を知った人は、他人事と思わずに自分なりの意見を持ってほしい、被害者のご両親は自分自身を責めないでほしい、そして同世代の方は一緒に声を上げてほしい、とのメッセージを伝えました。

被害の状況を説明する望月瑠菜さん(HPVワクチン薬害東京訴訟原告)
被害の状況を説明する望月瑠菜さん(HPVワクチン薬害東京訴訟原告)

 その後、会議システム上で少人数のグループに分かれて意見交換を行い、その内容を全体でも共有しました。グループセッションに参加したHPVワクチン薬害東京訴訟原告の酒井七海さんからは、このような形式の学習会であれば、体調の悪い被害者も自宅から自分の声を届けることができるので、こうした学習会を続けてほしいとの発言もありました。

学習会に参加した酒井七海さん(HPVワクチン薬害訴訟東京原告団・全国原告団代表)
学習会に参加した酒井七海さん(HPVワクチン薬害訴訟東京原告団・全国原告団代表)

 今回ご参加いただいた支援者の皆さんは、被害者への支援の輪をより一層広げるために、参加者それぞれができることは何かということをテーマに、とても熱心なディスカッションを重ねて下さいました。

 学習会の最後には、HPVワクチン東京訴訟支援ネットワークの江川守利さんから、支援ネットワークへの一層のご協力を要請しました。

 オンライン学習会の開催は今回が初めての試みでしたが、学習会への参加のハードルが低く、また大きなトラブルも発生しなかったことから、非常に良い会合になったと感じています。今回のようなツールを積極的に活用して、今後も、HPVワクチン薬害の被害者の声をより多くの方に伝えていきたいと思います。

 本日参加して下さった皆様に、心からの御礼を申し上げます。

 どうか今後とも、HPVワクチン薬害訴訟をご支援下さい。

中止のお知らせ:6月1日東京訴訟期日

HPVワクチン薬害東京訴訟へのご支援をいただき、御礼申し上げます。

2020年6月1日(月)に予定されていた東京訴訟口頭弁論期日については、新型コロナウイルス問題の影響を理由として、裁判所から正式に取消の連絡がありました。

裁判期日の中止に伴い、報告集会など当日のイベントも全て中止となります。


原告団・弁護団は一刻も早い解決を目指しております。
東京訴訟の次回期日は2020年9月24日(木)午後2時です。
ぜひ傍聴にお越しください。

お知らせ:2月26日の東京訴訟第13回期日と新型コロナウイルス問題について

HPVワクチン薬害東京訴訟へのご支援を賜りありがとうございます。

明日(2月26日)の東京訴訟第13回期日についてご連絡です。

昨今の新型コロナウイルス問題を考慮し、明日の口頭弁論期日においては、原告・被告双方とも、意見陳述(原告本人による被害の訴えと、代理人による提出書面の内容説明)を行わないこととなりました。
口頭弁論期日は、事務的な手続きのみで短時間で終了することになります。

また、期日前後に予定しておりました、
・厚生労働省東玄関前でのチラシ配り
・裁判所正門前での門前集会(リレートーク)
・傍聴に外れた方のための法廷外企画
・報告集会
はすべて中止致します。

今回の期日は誠に残念ながらこのような形となりましたが、ぜひ次回期日の傍聴をお願い致します。

<次回期日>
6月1日(月)14時 東京地方裁判所103号法廷

 

 

 

宇都宮でHPVワクチン薬害の学習会を開催しました

 1月13日(祝)13時30分から、宇都宮市にて、HPVワクチン東京訴訟支援ネットワーク主催の学習会「HPV(子宮頸がん)ワクチン薬害を知る会in宇都宮」が行われました。

 この学習会はHPVワクチン副反応についての知識を広め、被害者との交流を通じて被害の実態を知ってもらうためのイベントです。

 会の実施に先立ち、被害者と支援者は、東武宇都宮駅付近の商店街の入り口で街宣活動を行いました。用意した200枚のビラはあっという間になくなり、宇都宮市民からは、被害者・原告に温かい声援が送られていました。

 会場は44名の参加者で一杯になりました。

 前半では、江戸川大学の隈本邦彦教授がHPVワクチン問題の基本情報をポイントを絞って解説し、初めてこの問題に触れる人でも容易に理解できる催し物となりました。

 続けて、東京弁護団の関口正人事務局長が、訴訟の概要と、直近の双方の主張、最近の運動の状況を説明しました。

 その後、元参議院議員のはたともこさんから、HPV副反応問題への問題意識について解説があり、来場した足利市議会議員3名、真岡市議会議員1名からも、自治体での接種の積極勧奨再開阻止に向けた決意が述べられました。

  後半は、原告2名が車いすで登壇し、自身の体験を語りました。

  多くの医師に詐病扱いされて苦しんだというエピソードでは、会場中から涙声が聞こえました。

 原告の母親4名からも、それぞれの親としての思いを語り、再び会場は涙に包まれました。

 その後、多くの来場者から、被害者・原告への応援メッセージの発言が相次ぎ、新規に入団した弁護士からも「必ず救済する」という決意表明がなされました。
 最後に支援者の方から、「『心の病』はむしろ国と製薬会社の方である」「一緒に頑張ろう」というメッセージを頂き、閉会となりました。
 今後ともご支援をいただきますようお願い申し上げます。


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