東京訴訟

東京訴訟の次回期日は、2020年2月26日(水)です。


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お知らせ:2月26日の東京訴訟第13回期日と新型コロナウイルス問題について

HPVワクチン薬害東京訴訟へのご支援を賜りありがとうございます。

明日(2月26日)の東京訴訟第13回期日についてご連絡です。

昨今の新型コロナウイルス問題を考慮し、明日の口頭弁論期日においては、原告・被告双方とも、意見陳述(原告本人による被害の訴えと、代理人による提出書面の内容説明)を行わないこととなりました。
口頭弁論期日は、事務的な手続きのみで短時間で終了することになります。

また、期日前後に予定しておりました、
・厚生労働省東玄関前でのチラシ配り
・裁判所正門前での門前集会(リレートーク)
・傍聴に外れた方のための法廷外企画
・報告集会
はすべて中止致します。

今回の期日は誠に残念ながらこのような形となりましたが、ぜひ次回期日の傍聴をお願い致します。

<次回期日>
6月1日(月)14時 東京地方裁判所103号法廷

 

 

 

宇都宮でHPVワクチン薬害の学習会を開催しました

 1月13日(祝)13時30分から、宇都宮市にて、HPVワクチン東京訴訟支援ネットワーク主催の学習会「HPV(子宮頸がん)ワクチン薬害を知る会in宇都宮」が行われました。

 この学習会はHPVワクチン副反応についての知識を広め、被害者との交流を通じて被害の実態を知ってもらうためのイベントです。

 会の実施に先立ち、被害者と支援者は、東武宇都宮駅付近の商店街の入り口で街宣活動を行いました。用意した200枚のビラはあっという間になくなり、宇都宮市民からは、被害者・原告に温かい声援が送られていました。

 会場は44名の参加者で一杯になりました。

 前半では、江戸川大学の隈本邦彦教授がHPVワクチン問題の基本情報をポイントを絞って解説し、初めてこの問題に触れる人でも容易に理解できる催し物となりました。

 続けて、東京弁護団の関口正人事務局長が、訴訟の概要と、直近の双方の主張、最近の運動の状況を説明しました。

 その後、元参議院議員のはたともこさんから、HPV副反応問題への問題意識について解説があり、来場した足利市議会議員3名、真岡市議会議員1名からも、自治体での接種の積極勧奨再開阻止に向けた決意が述べられました。

  後半は、原告2名が車いすで登壇し、自身の体験を語りました。

  多くの医師に詐病扱いされて苦しんだというエピソードでは、会場中から涙声が聞こえました。

 原告の母親4名からも、それぞれの親としての思いを語り、再び会場は涙に包まれました。

 その後、多くの来場者から、被害者・原告への応援メッセージの発言が相次ぎ、新規に入団した弁護士からも「必ず救済する」という決意表明がなされました。
 最後に支援者の方から、「『心の病』はむしろ国と製薬会社の方である」「一緒に頑張ろう」というメッセージを頂き、閉会となりました。
 今後ともご支援をいただきますようお願い申し上げます。

1月13日に宇都宮でHPVワクチン薬害の学習会が開催されます

HPVワクチン東京訴訟支援ネットワーク 宇都宮学習会

 

HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)薬害を知る会

~被害者と共に考えましょう~

 

パンフレットPDF

日時:2020年1月13日(月・祝)13:30~16:00
 <内容(予定)>
 ○HPVワクチン問題の基礎と最新情報 隈本邦彦(江戸川大学教授)
 ○裁判の進行状況 弁護団
 ○被害者の訴え
 ○意見交換

場所:栃木県青年会館コンセーレ中会議室
http://www.concere.jp/

 

■電車でお越しの場合
・JR宇都宮駅西口よりバスで約17分「東中丸」下車徒歩約0分
・東武宇都宮駅より徒歩約4分「東武駅前」よりバスで約7分「東中丸」下車徒歩約0分


■車でお越しの場合(大型駐車場あり)
・東北自動車道 宇都宮ICより約25分
・東北自動車道 鹿沼ICより約35分
・北関東自動車道 宇都宮上三川ICより約40分

事前予約不要・会費無料

※当日12:00~12:30 東部宇都宮駅前にて街頭宣伝も行います
(*JR宇都宮駅と離れているのでご注意ください)

【お問い合わせ先】
世話人江川携帯:090-3682-1767

 

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HPVワクチン薬害宇都宮学習会のご案内
200113 utsunomiya.pdf
PDFファイル 1.7 MB

HPVワクチン東京訴訟支援ネットワーク第3回総会が開催されました

 2019年12月8日(日)、東京・五反田にて、HPVワクチン東京訴訟支援ネットワークの第3回総会が開かれました。当初10月13日の開催予定が台風で延期となったため、この日の仕切り直しとなりましたが、当日は天候にも恵まれ、会場は140名を超える参加者で満席となり、熱気の溢れる中での開催となりました。

 総会では、今期の活動報告と来季の活動方針等の討議を行った後、横田俊平医師(フジ虎ノ門こどもセンター・横浜市立大学名誉教授)による記念講演が行われました。

 横田先生は、臨床医の役割が臨床症状から病巣・病因を推察して診断と実証に繋げていくという点にあることを説明した上で、子宮頸がん予防ワクチンとの触れ込みでHPVワクチンを接種した後、深刻な副反応被害に苦しんでいる若年女性には、自律神経・内分泌系の障害、高次脳機能障害、感覚障害、運動障害といった全身に及ぶ多様な症状が経時的に重層化しているという共通の特徴があることを、実際の臨床経験に基づいてご講演下さいました。

 そして、横田先生からは、現在フジ虎ノ門こどもセンターを受診中の患者の解析結果などを交えつつ、現在の治療法はいずれも対症療法に留まっており、依然として安定的に効果が認められる治療法が見つかっていないという実情をご報告いただきました。

 多くの患者を直接診察する立場から、直近の臨床現場の状況も交えたご講演をいただいたことで、来場者の間では、被害者の置かれた深刻な現状についての理解を深めることができました。

 続いてHPVワクチン薬害全国弁護団共同代表の水口真寿美弁護士より、これまでの裁判の経過や直近で行われた東京訴訟第12回期日における原告の主張の状況などを報告しました。

 水口弁護士からは、裁判所の外での行動として、提訴から3年を経た原告の思いを伝えるための文集を作成したことや、日本医師会に対して本件ワクチンの積極推奨再開を求める声明を発表しないよう要請を行ったことなども紹介し、来場された支援者の皆さんに、法廷内外の活動についての引き続きのご支援をお願いしました。

HPVワクチン薬害東京訴訟原告の望月瑠菜さん(右)
HPVワクチン薬害東京訴訟原告の望月瑠菜さん(右)

 原告と家族からも、来場いただいた支援者の皆さんに対してご挨拶を申し上げました。

 原告の望月瑠菜さんは、ご支援への感謝の言葉とともに「みなさんから受けた温かい優しさを誰かに分け与えられる大人になりたい」と力強く語りました。

HPVワクチン薬害東京訴訟原告の久永奈央さん
HPVワクチン薬害東京訴訟原告の久永奈央さん

 原告の久永奈央さんは「被害は何も変わっていないのに時間だけが過ぎ去っている」という切実な思いとともに、「支援ネットワークの存在が励みになっています」と感謝の気持ちを伝えました。

 この他にも、「副反応の症状に加えて医療機関やネットでひどいことを言われたりして正直辛いこともあるけど、未来への希望を絶対に諦めたくない。だから辛くても闘うので、応援してほしい」(原告本人)、「副反応症状のために暗闇の中にいたが、被害者の団体ができ、そして訴訟に参加し、今では自分たちのために支援をしてくださる人がいることに心から感謝します」(原告母)といった当事者の発言に、来場者のみなさんが静かに耳を傾けて下さり、会場は被害者への共感と優しい支援の空気に包まれました。

 支援者の皆さんからも、それぞれの立場から、原告さんとそのご家族に対する励ましのメッセージをいただきました。

左:北海道から駆けつけて下さった浅川身奈栄さん(左)と井上昌和さん(HPVワクチン薬害訴訟を支える会・北海道)
左:北海道から駆けつけて下さった浅川身奈栄さん(左)と井上昌和さん(HPVワクチン薬害訴訟を支える会・北海道)
全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会代表の松藤美香さん
全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会代表の松藤美香さん
栗原敦さん(全国薬害被害者団体連絡協議会)
栗原敦さん(全国薬害被害者団体連絡協議会)

 原告団・弁護団とも、多くの方がこの裁判を支えて下さっていることを実感できる一日となりました。本当にありがとうございました。

 どうか引き続きご支援下さい。

 

日本医師会への要請と第3次提訴原告による意見陳述~HPVワクチン薬害東京訴訟第12口頭弁論回期日

 2019年11月25日、HPVワクチン薬害東京訴訟の第12回口頭弁論が開催されました。当日の午前11時より、HPVワクチン薬害全国原告団・全国弁護団は、全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会・全国薬害被害者団体連絡協議会との連名で、日本医師会に要請書を提出しました

 これは、日本医師会が年度内にもHPVワクチンの接種率向上を目指して声明を発表することを検討していると報道されたことから、被害者の存在を無視してそのような声明が発表されることがないように求めるための行動です。

 東京・駒込の日本医師会館には、原告本人12名を含む原告団・弁護団・支援者ら約70名が集まりました。

 日本医師会館内には、今回の要請行動を代表する形で、HPVワクチン薬害東京訴訟原告の伊藤維さん・園田絵里菜さん・宮森未琴さん、水口真寿美全国弁護団共同代表、全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会の松藤美香代表、全国薬害被害者団体連絡協議会の浅川身奈栄さんが入館しました。

 そして日本医師会の釜萢敏(かまやち・さとし)常任理事と面会し、東京原告の宮森未琴さんから要請書を交付しました。

 今回の要請書では、日本医師会に次の3点を要請しました。これらはHPVワクチンの深刻な副反応に苦しむ被害者らの切実な願いです。

  1. 国民に接種を推奨したり、国に積極的勧奨の再開を求めるような声明は発表しないでください。
  2. 医師に副反応の病態と被害者が置かれた状況を周知し、医療現場における偏見を解消してください。
  3. 治療法の確立のための研究の促進や副反応被害者が真に望む治療体制を整備してください。

 また、今回の要請書では、日本医師会が要請事項を検討するにあたって、まず被害者と面談して被害者の実情を聞く機会を設けてほしいということも伝えました。

 要請内容に対する回答は後日にということとなりましたが、日本医師会が、本日入館できなかった多くの原告や家族らの声にも耳を傾ける姿勢を持っていることを、今回要請した4団体はいずれも心から期待しています。

 日本医師会への要請終了後は、午後1時10分より、東京地方裁判所の正門前では期日前のリレートークを行いました。

 東京弁護団の阿部哲二副代表からは、この日が東京訴訟第3次提訴原告にとって初めての期日であることを集まった大勢の支援者の皆さんに説明し、より一層のご支援をお願いしました。

 薬害肝炎全国原告団の樋口智子さんからは、ご自身が薬害裁判を闘った際の思いを振り返りながら、同様の思いを抱えてHPVワクチン薬害訴訟に参加している原告の皆さんに対する暖かい応援のメッセージをいただきました。

 HPVワクチン訴訟東京支援ネットワークの江川守利さんは、全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会のみなさんと共に開催した勉強会の様子を紹介し、12月8日に予定されている東京支援ネットワークの第3回総会への参加を呼びかけました。

 リレートーク終了後は、大勢の支援者の皆さんに見守られて、原告団と弁護団が東京地方裁判所に入廷しました。

 午後2時に開廷した口頭弁論では、東京訴訟第3次原告である宮森未琴さんが意見陳述を行いました。

 宮森さんは、小学校の頃はミニバスケットボールの少年団に所属するなど、身体を動かすのが大好きでしたが、中学校1年生でサーバリックスを接種してから、頭痛、耳痛、難聴、過呼吸、脱力、手足の痺れなどの様々な症状に悩まされるようになりました。

 中学3年生になると、全身痛が悪化し、体に軽く触れられるだけで激痛が走るようになりました。また、物忘れをするようになったり、太陽や車のライトを過剰にまぶしく感じるようになるといった多様な症状が出てきました。

期日終了後に厚生労働省で行った記者会見で発言する宮森未琴さん(東京原告59番)
期日終了後に厚生労働省で行った記者会見で発言する宮森未琴さん(東京原告59番)

 宮森さんにとってつらかったのは、これらの症状の苦しみに加えて、自分の症状について周囲の理解が得られないことでした。具合が悪くなるたびに、先生や同級生から「もっと頑張れないの?」などと言われたり、部活の顧問の先生に「体調管理ができていない」と怒られたりしたそうです。

 宮森さんは厚生労働省が公表しているHPVワクチン接種後の症状の診療に係る協力医療機関を受診しましたが、診察を担当した医師からは「誰でもありうることだから」と言われるばかりで、被害実態に向き合ってもらえないままでした。

 宮森さんには看護師か音楽の先生になりたいという夢がありましたが、高校に入ってからは保健室登校となることも多く、授業についていくことが難しい状況が続いたため、進学するという夢を諦めざるを得ず、高校卒業後は就職して一人暮らしをすることになりました。

 しかし、就職してわずか数ヶ月後には、立っていられないほどのめまいや吐き気、右腕全体の不随意運動といった、今までで一番と思えるほど酷い症状が出現しました。宮森さんは、上司に付き添われて受診した病院に入院となり、その後も入退院が続きました。

 結局宮森さんは、就職してわずか半年後には退職を余儀なくされてしまいました。
 こうした経験を語った宮森さんの言葉には、就職してやっと独り立ちできると思った喜びを断ち切られた悔しさが滲み出ていました。

 これから先の将来、今のままでは不安しかありません。

 この病気を理解して寄り添ってくれる人はいるのでしょうか。

 子どもは産めるのでしょうか。

 いくつもの辛い症状が落ち着く日、完治する日が来ることはあるのでしょうか。

 不安しかありませんが、それでも生きていくしかありません。

 いつまでも親に世話し続けてもらうわけにはいかないし、これ以上私達と同じ思いをする人が増え続けないように、声をあげられない仲間のために、同じ思いを持った仲間達と一緒に裁判に参加しようと決意しました。

 私達被害者は、お金じゃ買えないものを幾度となく無くしてきているんです。

 ですが、どんなに泣いても怒っても時間も学生時代も返ってくることはありません。

 なので、せめて、私達被害者から目を背けず、副反応を認め、治療法を見つけてください。

 完治して当たり前の生活ができる体にしてください。

 涙を滲ませながらも毅然とした態度でこのように語った宮森さんの言葉によって、被害実態の深刻さを満席となった傍聴者の皆さんに対して、あらためて伝えることができたと思います。

 

 続いて、東京弁護団の大久保秀俊弁護士が、被告国の主張に対する反論として、

①平成25年6月にHPVワクチンの積極的勧奨を差し控えた理由が「報道の過熱」や「社会不安」への対応であったとする被告国の主張が誤りであること

②厚生労働省の設置する副反応検討部会(合同会議)の審議資料には、重い副反応症状に苦しむ原告らの症例に関する情報がほとんど含まれておらず、合同会議でHPVワクチンの安全性が確認されたとする被告国の主張が誤りであること

の2点について意見陳述を行いました。

期日後の報告集会で意見陳述の内容を解説する大久保秀俊弁護士
期日後の報告集会で意見陳述の内容を解説する大久保秀俊弁護士
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