「フレンズ九州」の支援ミーティングに参加しました

2017年10月21日(土)、福岡市内において、学生支援「フレンズ九州」の呼びかけで支援ミーティングが開かれ、九州弁護団も参加しました。

学生支援「フレンズ九州」は、原告さんの友人を中心に立ちあがったグループで、被害者支援と裁判支援に取り組んでおり、最近ではツイッターアカウントを開設するなど方法で、精力的な情報発信を進めています。

この日は、九州原告のTさんとUさん、原告さんのお母さん、看護学生の方をはじめとする学生さん合計10名と弁護団数名でミーティングを行いました。学生さんははるばる大分や北九州市内から参加いただくなど、多くの参加がありました。

初めての参加者が大多数で、原告のTさんは自宅からスカイプを接続してのミーティング初参加でした。

スカイプでの参加は、「体調の問題があるので直接ミーティング場所には行けないけれど、スカイプなら参加できるかもしれない」という原告Tさんの発案によるものです。大型スクリーンを使っての初めてのスカイプ会議に、みんなで盛り上がりました。

参加者の自己紹介にはじまり、Tさんから被害についての話、それに対する質疑応答があり、支援拡大のためにどうしたらよいのかと活発な意見交換がなされました。
学生さんから出された「生活で困っていることは何ですか」という質問に対して、TさんもUさんも「痛み」が辛い、日常生活を制限される「痛み」なのにその痛みが理解されないと答えられ、また「裁判に望むことは何ですか」という質問に対しては、Uさんが「被害を認めてほしい、元の身体に戻してほしい」とお話されました。

被害者の方を、友だちのように支えたいという意味を込めて「フレンズ九州」という名前がつけられたそうですが、質疑応答のやりとりで原告さんと同世代の皆さんがまさにそのような思いをもってミーティングに参加されていることが分かり、弁護団も大いに励まされました。
今後も一緒に頑張っていきたいと思います。