富山県で学習会を開催しました

 2023年12月16日(土)、サンシップとやま(富山市)において、HPVワクチン薬害名古屋訴訟支援ネットワーク主催の学習会「HPVワクチン薬害を知ってください – 聞いてください、被害者の声を – 富山県」が開催されました。今回の学習会は、名古屋支援ネットが東海・北陸地域で開催してきた学習会の第6弾となる企画でした。

 

 当日は、オンラインも併用してのハイブリッド方式での開催となりましたが、合わせて約60名と非常に多くの方々にご参加いただくことができました。

会場(サンシップとやま)から見える富山市内の風景

 冒頭、名古屋支援ネットの長南謙一代表世話人から、全国各地での支援の輪の広がりについて報告いただきました。既に東京・名古屋・大阪・九州のほか、北海道、大分、沖縄でも支える会が立ち上がっていますが、長南代表世話人からは、山口や福島でも間もなく支える会が立ち上がる予定であることが報告されました。

 

 全国各地にこうした支援の輪が広がっていることを、非常に心強く感じました。

支援活動の状況を報告する長南代表世話人(左)と各地支援の広がり(右:当日のスライドより)

 続いて、名古屋弁護団代表の堀弁護士から、今年5月から各地方裁判所において進められてきた6人の専門家証人の尋問の到達点を報告しました。

 

 堀弁護士からは、この間に法廷で証言された各専門家の証言内容をご紹介し、これらの証言によって、HPVワクチン接種と原告ら被害者の副反応症状(免疫介在性の神経障害)の発症のメカニズムなどが明らかにされていることを説明しつつ、そうした中で男子にまでHPVワクチンの接種勧奨が推し進められている現状の問題点を指摘しました。

現在の訴訟の到達点について解説する堀弁護士(左)と当日のスライドの抜粋(右)

 当日は、会場に駆けつけていただいた名古屋訴訟の原告17番さんのお母さん、そして、来年2月26日(月)に行われる原告本人尋問に立たれる落合晴香さん(原告12番)、原告2番さんのお母さんに、非常に重篤な副反応症状を抱えながらの生活の実情などについて率直なお話を伺うことができました。

参加者に呼びかける落合さん(左)と原告17番さんのお母さん(右)

 会場にお越しいただいた薬剤師の皆さまや、オンラインでご参加いただいた富山県議・熊本市議の方々からも一言ずつコメントをいただきましたが、今回のように原告の皆さんの訴えをはじめて聞いたという方が多かったようで、HPVワクチンの問題をもっと知ってもらわなければいけないとの力強いお言葉をいただくこともできました。

 

 東海・北陸地域での学習会は、三重からはじまり、福井、静岡、石川、岐阜、そして今回の富山で一巡しました。我々弁護団もアイディアを出しながら、支援の皆さまと引き続き支援の輪を広げていくための活動を続けて参りたいと思います。

 

 来年2月26日午後に名古屋地裁で開催される原告本人尋問の傍聴にも是非お越し下さい。

当日の会場の様子