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2025年8月25日(月)午前11時より、東京地方裁判所(103号法廷)において、被告側専門家証人に対する反対尋問が行われます。
今回は、2025年5月12日に主尋問が行われた住谷昌彦氏(東京大学医学部附属病院、麻酔科・痛みセンター)に対する反対尋問です。
時節柄、暑い中での長丁場の期日になると思われますが、ぜひ傍聴や報告集会にお越しいただければと思います。
当日のスケジュールは次の通りです(添付の案内もご確認ください)。
10:10~10:25 裁判所前リレートーク
10:30 傍聴券抽選締切
11:00~ 開廷・反対尋問 @東京地裁103号法廷 ※16時頃終了予定
★抽選に外れてしまった方を対象に法廷外企画も行っています。
期日終了後 報告集会 @ビジョンセンター有楽町306
2025年5月1日(木)午前11時から、HPVワクチン薬害訴訟の口頭弁論が開かれ、今年2月10日に口頭弁論期日で被告側専門家証人として証言した宇都宮市保健所所長である中村好一氏に対する原告側からの反対尋問が行われました。
裁判に先立ち東京地方裁判所前では、支援者ら、原告によるリレートークが行われました。
東京原告の倉上さんからこの裁判を一人でも多くの人に知ってほしい、勝訴の鍵になるという発言がありました。
東京支援ネットワークの隈本さんからは、積極的接種再開後、被害が広がっており止めるためには裁判で勝つしかないと発言がありました。
全国各地から支援の方が駆けつけ、支援の輪を広げたいとそれぞれ発言がありました。
【リレートークでマイクを握る隈本さん(左)と倉上さん(右)】
中村証人は、2月の主尋問では、疫学的にHPVワクチン接種と多様な症状の間に因果関係は認められないと証言しました。反対尋問では、主尋問での証言の重要部分が中村証人自身の論文・著書をはじめとする多数の文献と合致しないこと、いわゆる名古屋調査(名古屋スタディ)のデータの評価が著しく偏っており、それによってHPVワクチンと症状との関連はないとの結論を根拠づけていること、統計学的に明らかに誤りであり自身の著書の記載にも反する内容が証人の意見書に繰り返し出てくること、などを示して質問しました。
中村証人は、質問に正面から答えずにはぐらかしたり、著書の記載に反しても主尋問での自説に固執するという証言態度でした。弁護団は、反対尋問を通じて、中村証人の証言が信用できないことを明らかにすることができたと考えています。
裁判期日終了後にはビジョンセンター有楽町で報告集会が開かれました。弁護団から反対尋問のポイントが報告されました。原告家族からは不誠実な証人の態度に憤りを覚えるという発言もありました。
【報告集会の様子:左から水口、関口、西念、松井弁護士】
次回の東京地方裁判所での期日としては、8月25日午前11時00分から、5月12日に主尋問が行われた住谷証人の反対尋問が行われます。引き続きのご支援を、どうかよろしくお願いいたします。
東京地裁では、2025年5月1日(木)、5月12日(月)の2期日にわたって、前回に引き続き被告側専門家証人に対する証人尋問期日が開かれます(いずれも103号法廷での開催です)。
5月1日は2月10日に行われた2人目の証人に対する反対尋問、5月12日は3人目の証人の主尋問が行われます。
被告側の証人が、原告たちを前に何を語るのか、ぜひ法廷で確認してください。
期日を傍聴できない方のために、法廷外企画も準備しています!
【5月1日(木)のスケジュール】
10:10 裁判所前リレートーク
10:30 傍聴券抽選結果発表
11:00 開廷
※法廷外企画 @弁護士会館(508AB)
17:30 報告集会 @ビジョンセンター有楽町306
【5月12日(月)のスケジュール】
12:40 裁判所前リレートーク
13:00 傍聴券抽選結果発表
13:30 開廷
※法廷外企画 @弁護士会館(509)
16:30 報告集会 @ビジョンセンター有楽町306
★法廷外企画と報告集会の会場が確定しましたので、最新の案内をご確認ください(法廷外企画のみ、両日で会場が異なりますのでご注意ください)。
2025年2月3日(月)午前11時から、HPVワクチン薬害東京訴訟の口頭弁論期日が開かれ、昨年11月18日に口頭弁論期日で被告側専門家証人として証言した近畿大学医学部微生物学教室主任教授の角田郁夫氏に対する原告側からの反対尋問が行われました。
裁判に先立ち、東京地方裁判所前では、支援者ら、原告らによるリレートークが行われました。
支援者を代表して、東京支援ネットワーク代表の隈本先生から副反応検討部会での報告が紹介されました。
原告3番の父からは、裁判に時間と命を懸けている、決して反ワクチンという立場ではなくワクチンは必要だと思うが、ワクチンの接種が自由に選べるような社会になることを願っていますと発言がありました。
薬害肝炎の原告団代表からは、薬害が繰り返されていること、若い世代に同じ思いをしてほしくないと発言がありました。
弁護団からは、関口弁護士からこの日の裁判のことを説明しました。
【期日前リレートークの様子】
角田証人は昨年の主尋問で、「HANS(HPVワクチン関連神経免疫異常症候群)」に関する研究成果として裁判所に提出されるなどした基礎研究論文や臨床研究論文を批判し、その内容及び知見には問題があると述べていました。
反対尋問では、角田証人の主尋問に対する疑問やあいまいな点を弁護団から指摘しました。
その結果、角田証人が主尋問の内容について何点か修正する場面もありました。
弁護団としては、角田証人の証言内容が信用性に乏しいことを立証できたものと考えております。
裁判期日終了後には、TKP新橋CCにて報告集会が開かれました。
鮎京弁護士から角田証人の所属や研究分野等について説明した上で、角田証人の反対尋問を担当した松本弁護士、水口瑛葉弁護士、中西弁護士、矢吹弁護士、木下弁護士から、それぞれのパートについて解説しました。
また、東京支援ネットワーク代表の隈本さんから、2025年1月24日に行われた副反応検討部会と安全対策調査会の合同会議での報告が紹介されました。
原告家族からは、報告集会で弁護士の話を聞いて合点がいった、証人が不誠実であり患者の声を聞いていないという感想も聞かれました。
【報告集会の様子】
引き続きのご支援を、どうかよろしくお願いいたします。
HPVワクチン薬害東京訴訟では、2025年2月3日(月)、10日(月)と2週にわたり、被告側専門家証人尋問期日が開かれます。
2月3日には、2024年11月18日に主尋問が行われた角田郁生医師の反対尋問が、2月10日には、被告側から新たに証人の申請があった中村好一医師の主尋問が、それぞれ行われます。
是非大勢の方に傍聴にお越しいただきますよう、お願い致します。
【スケジュール】 ★各日のスケジュールや報告集会の会場が異なるのでご注意ください。
2月3日(月)
10:10 裁判所前リレートーク
10:30 傍聴券抽選結果発表
11:00 開廷 @東京地裁103号法廷
17:30 報告集会 @TKP新橋CC
2月10日(月)
12:40 裁判所前リレートーク
13:00 傍聴券抽選結果発表
13:30 開廷
16:30 報告集会 @ビジョンセンター有楽町
※従前のご案内から報告集会の開始時間を早めておりますのでご注意ください。
※従前のご案内からチラシの内容に一部修正・追記がございますのでご注意ください。
過去の記事はこちらから確認できます。