1月13日(祝)13時30分から、宇都宮市にて、HPVワクチン東京訴訟支援ネットワーク主催の学習会「HPV(子宮頸がん)ワクチン薬害を知る会in宇都宮」が行われました。
この学習会はHPVワクチン副反応についての知識を広め、被害者との交流を通じて被害の実態を知ってもらうためのイベントです。
会の実施に先立ち、被害者と支援者は、東武宇都宮駅付近の商店街の入り口で街宣活動を行いました。用意した200枚のビラはあっという間になくなり、宇都宮市民からは、被害者・原告に温かい声援が送られていました。
会場は44名の参加者で一杯になりました。
前半では、江戸川大学の隈本邦彦教授がHPVワクチン問題の基本情報をポイントを絞って解説し、初めてこの問題に触れる人でも容易に理解できる催し物となりました。
続けて、東京弁護団の関口正人事務局長が、訴訟の概要と、直近の双方の主張、最近の運動の状況を説明しました。
その後、元参議院議員のはたともこさんから、HPV副反応問題への問題意識について解説があり、来場した足利市議会議員3名、真岡市議会議員1名からも、自治体での接種の積極勧奨再開阻止に向けた決意が述べられました。
後半は、原告2名が車いすで登壇し、自身の体験を語りました。
多くの医師に詐病扱いされて苦しんだというエピソードでは、会場中から涙声が聞こえました。
原告の母親4名からも、それぞれの親としての思いを語り、再び会場は涙に包まれました。
その後、多くの来場者から、被害者・原告への応援メッセージの発言が相次ぎ、新規に入団した弁護士からも「必ず救済する」という決意表明がなされました。
最後に支援者の方から、「『心の病』はむしろ国と製薬会社の方である」「一緒に頑張ろう」というメッセージを頂き、閉会となりました。
今後ともご支援をいただきますようお願い申し上げます。